思い、願い。。
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中学受験日記。 (上の子(娘)の受験は2004年2月まで)

中学受験日記から4年数ヶ月、その間、3人目出産、起業し・・・

2002年10月26日(土) あれ以来。。

夫は、私が離婚するって決めた時、
「一生償っていく。」
と言った。
私はそれを信じてやり直そうと思った。

でも、その結果がこれ(今)なのかなって。

特別料理が上手なわけじゃなく、特別きれい好きなわけでもなく、完璧な主婦なんて程遠く、スタイルがいいわけでも、綺麗なわけでもない。朝は寝てるし、夜は起きてるし、それでも「子供のことさえしっかりやってくれればいいよ。」って、それ真に受けて頑張ってきた。

でも、時々違うこと言う。

「他の職人はみんなカミさんが弁当作ってくるのにうちはない。」
とか。

じゃあ私が作ったら、お昼代として渡している1日800円計算の1ヶ月分を、お小遣いから減らしてもいい?
って、聞くと、怒る。

自分で文句言っておいて、そうつっこまれるとただ怒り、
私はただの言われ損になる。



何か言われると責められたような気になる。

私の努力が足りないから?

多分、同じ。


夫は、「お前が完璧でできるわけないだろ。どうせできないんだからやるなよ」
って言う。

多分、夫は、
「完璧になんてやらなくていいよ。いつも明るくしてくれていればいいんだ。」

っていう意味で言ってるんだと思う。
失敗しても、失敗しちゃったって笑っていられればいい。

きっとそうだと思う。
そう言ってくれる時もあるから。


明るくてあっけらかんとして、
前向きで、くよくよしない。
どんなに落ち込んでも次の日にはからっとしてて、
深追いしない。
そういうのを望んでるんだって。
よくわかってる。


だから私のことを単細胞とか、お前は気楽でいいよな、とか、
私がそうであってほしいと願ってのことなんじゃないのかって
思ったりもする。

確かにそういう部分もある。


でも、全部が全部そうじゃない。
頑張っても頑張っても、明るく前向きで笑顔でいようとしたって、
ちょっとしたことで剥がれて涙が出てきてしまう。
自分が壊れそうになってしまう。

本当の自分が見え隠れして、隠したいのに出てきてしまう。
お願いだから隠れててって思うのに出てきてしまう。

思いっきり泣かせてくれればいいのに。
泣いてても、「またすぐ泣く。」
って言われちゃうと、吐き出せないまま泣き続けることになる。

どうして昔みたいに抱きしめてくれないんだろう。
どうして昔みたいに泣かしててくれないんだろう。

私のことが嫌いだから?

好かれてないんだったら一緒にいる必要なんてない。
ああ、別れたい。


子供会の役員だって、頑張った。
幼稚園の役員だって、私なりに精一杯だった。

先月は経済的にホントしんどかった。
でも自分の好きな飲み物も我慢してやりくりした。

11月23日のあの事件から、私はずっと怒っていた。

その他の会話はしたけど、その時の会話には触れなかった。
「背中掻いてくれ。」って言われても、
「怒ってるからヤダ。」と言い続けた。

夫は、私が何に怒ってるのかわからないらしく、
面倒臭そうな顔をして相手にしようとしなかった。


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と、余計腹が立った。

××だけ貸して無視した。




そして今日、夫は雨で仕事が休みになった。

夫の友人の父親が亡くなったというので昨日はお通夜に行った。
今日はお葬式だった。

昨日と同じ黒のスーツを着ていた。

私は洗濯と掃除と洗い物を済ませると、夫の顔が見たくなくて息子の部屋に行った。
これが結果なら離婚してやろうと思った。

私がトイレに入ってると思った夫は、息子の部屋で私を見つけ、
「なんだトイレに入ってるのかと思った。」
と言った。

「泣いてるの!」

頭からタオルケットをかぶってうつぶせになって泣いていた。
涙が止まらないからずっと泣いていた。

「パパがいじめるから!

フランス料理(娘と)行くって言うから!
だからずっと泣いてるの!」

黒いスーツ着たまま、夫がタオルケットの上から私の頭をなでている。

「なんだそりゃ。」

って笑いながら私の頭をずっとなでている。

しばらくなでて私が少し静かになると、
「じゃ、行くね。」
と家を出てった。




娘が帰ってきて、テストボロボロだったーーと言った。
唯一得意な算数も、点数の大きいところを全部落としてきた。
その他に計算ミスがいつもと同じくらいあるんだからどうにもならない。
一緒にテストの見なおしをする。

娘は反抗してテスト勉強しなかったわけだから、できなくて当然なわけだ。
ほら、見ろ、言わんこっちゃない。
だからやれって言ってるんだ。
わかったか!

ってなもんだ。

卵を買ってきて、納豆オムレツで昼食とする。


夫が帰ってきて、リクガメの食事用の野菜も買いに行くからと、一緒に買い物に連れてってもらう。
いつもならスーパーも1軒しか行かないのに、
「必要なんだろう?どうせ車なんだから」
って、私が行きたがってる、いつもお肉を安く売っているスーパーにも行ってくれた。

夫は、1軒目で買った極つゆラーメン5袋入りが、2軒目で30円安かったことにショックを受けていた。いつもはそんな事言う人じゃないから、それが妙に可笑しかった。

お米も5kg×2袋、ビール1ケース、その他にスーパーの袋5袋分。

「お正月の買いだしみたいだね。」
「でも、これ全部あいつらが食っちまうんだろ。」

文句も言わずに両手いっぱいに持ってくれる。

夜は、カレーライス。

みんなで美味しい美味しいと言って、TVでやってた「クレヨンしんちゃん」の映画を観ながら食べた。

私の気持ちはまだ晴れたわけじゃないけど。。。


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めい [MAIL]

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