昨日、家庭教師の先生が辞めるって話しで、 先生が辞めたら自分でやらなきゃならないんだ! と、自覚したようだった娘。
何度も何度も社会の栄冠への道を繰り返し解き、 3問以外全部覚えた!と張り切っていた。
今日は学校から帰ると、ずっと本を読んでいた。 友だちから借りてきたとかで、私が覗くと
「本を読むのはいいんでしょ。」 「そうね〜。翌日がテストじゃない日だったらいいんじゃない? 泣いても笑っても明日はテスト。 明日のために今日は過ごさないとね。」 「分かった。少ししたらやるから。」
20分くらい経って、自分の部屋からリビングに出てきて、 私が仕事している横でテキストを広げている。
やっぱり社会をやってるんだな、これが。
あの。。別に。。社会にそんなに張り切らなくていいんです。 社会はやっても出来ないわけで、 漢字の語句をやってもらった方が点数取れるわけで。。 >ってな内容のことを母親らしく言ってみせた。
「口出ししないで!私は私のやり方でやるの!」
娘はたいそう怒ってしまった。
こういう時は「まだ5年生だから」と勝手にやらせるべきだったろうか。 これで点数取れなくて、「漢字の語句やっとけばよかったね。」 と言った方が効果的だろうか。
なんてことはない。 私が悩んでる間に、リビングで寝ていた。
まだ時間あるし、しばらくそっとしておこう。 30分くらいすると一人ですくっと起き、 自分の部屋に行った。
しばらくして覗くと、 ベッドの上で寝ていた。
おいおい、寝てるんかい。
仕方ないからほっといた。
結局、起きる気配がないので、 「もう5時過ぎてますよ。もうすぐ塾ですよ。」 と声をかける。
急に起きあがると、怒りを振りまきながら支度をし、 「まだ早いわよ。」 と言ってるのにプリプリしたまま玄関に行く。
「お弁当!」 「中に入ってますよ。確かめてみて?」 「わかんない!もういい!」
ちょっと早いけど、いなくなってくれた方がいいや、と、 もう引き留めなかった。
娘はいつもより10分早く出ていった。
塾から公開模試の結果を持って帰ってきて、 その偏差値を見て夫がまた何やかやと言い、喧嘩になった。 社会の偏差値26ってのを見て、 26って一体なんだよ、と言っている。
やる気がないとか、自覚がないとか、 今、言うなよ、で、喧嘩になった。
とにかく喧嘩してる間、娘は勉強しながら泣いているようだった。 (テキストが涙でびしょびしょになっていてわかった)
「たった1日(昨日)勉強しただけで勉強した気になるな!」 そりゃあ、ごもっともな意見だけど、 何もテスト前の今、言わんでも。。 とにかく昨日はやったし、今日もやらねばという気持ちはあるのだから。
部屋に入ると娘は国語の栄冠への道をやっている。 テスト前の今、わざわざ文章問題やらんでも。。 すぐ点数に結びつく語句をやれっちゅーに。
「ねえ、ママこの文章面白いよ。なるほどーって思うよ。読んでごらん?」
父母会で塾の先生が言っていた。 ごもっともな話だ。
このタイプは、理数系の親の傾向らしい。 >私はどちらでもないが。。
とりあえず今日のところは見守ろう。 明日のテストの点数にはつながらなくとも、6年の今頃結果が出ると信じて。
文章問題が終わると理科をやると言っていたが、 覗くと、また本を読んでいる。 放っておくと12時半まで読んでいる。 もうあと数ページで読み終わりそうな勢いだ。 面白いから読んでみなよ、と友だちに言われて学校の図書室から借りてきたらしい。 好きなだけ読ませてやりたいところだが、 明日のことを考え、強制的に電気を切って寝かせるようにした。
ねえ、理科全然やってないけど大丈夫なの?
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