思い、願い。。
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中学受験日記。 (上の子(娘)の受験は2004年2月まで)

中学受験日記から4年数ヶ月、その間、3人目出産、起業し・・・

2002年10月11日(金) 偏差値26

昨日、家庭教師の先生が辞めるって話しで、
先生が辞めたら自分でやらなきゃならないんだ!
と、自覚したようだった娘。

何度も何度も社会の栄冠への道を繰り返し解き、
3問以外全部覚えた!と張り切っていた。

今日は学校から帰ると、ずっと本を読んでいた。
友だちから借りてきたとかで、私が覗くと

「本を読むのはいいんでしょ。」
「そうね〜。翌日がテストじゃない日だったらいいんじゃない?
泣いても笑っても明日はテスト。
明日のために今日は過ごさないとね。」
「分かった。少ししたらやるから。」

20分くらい経って、自分の部屋からリビングに出てきて、
私が仕事している横でテキストを広げている。

やっぱり社会をやってるんだな、これが。

あの。。別に。。社会にそんなに張り切らなくていいんです。
社会はやっても出来ないわけで、
漢字の語句をやってもらった方が点数取れるわけで。。
>ってな内容のことを母親らしく言ってみせた。

「口出ししないで!私は私のやり方でやるの!」

娘はたいそう怒ってしまった。

こういう時は「まだ5年生だから」と勝手にやらせるべきだったろうか。
これで点数取れなくて、「漢字の語句やっとけばよかったね。」
と言った方が効果的だろうか。

なんてことはない。
私が悩んでる間に、リビングで寝ていた。

まだ時間あるし、しばらくそっとしておこう。
30分くらいすると一人ですくっと起き、
自分の部屋に行った。

しばらくして覗くと、
ベッドの上で寝ていた。

おいおい、寝てるんかい。

仕方ないからほっといた。

結局、起きる気配がないので、
「もう5時過ぎてますよ。もうすぐ塾ですよ。」
と声をかける。

急に起きあがると、怒りを振りまきながら支度をし、
「まだ早いわよ。」
と言ってるのにプリプリしたまま玄関に行く。

「お弁当!」
「中に入ってますよ。確かめてみて?」
「わかんない!もういい!」

ちょっと早いけど、いなくなってくれた方がいいや、と、
もう引き留めなかった。

娘はいつもより10分早く出ていった。


塾から公開模試の結果を持って帰ってきて、
その偏差値を見て夫がまた何やかやと言い、喧嘩になった。
社会の偏差値26ってのを見て、
26って一体なんだよ、と言っている。

やる気がないとか、自覚がないとか、
今、言うなよ、で、喧嘩になった。

とにかく喧嘩してる間、娘は勉強しながら泣いているようだった。
(テキストが涙でびしょびしょになっていてわかった)

「たった1日(昨日)勉強しただけで勉強した気になるな!」
そりゃあ、ごもっともな意見だけど、
何もテスト前の今、言わんでも。。
とにかく昨日はやったし、今日もやらねばという気持ちはあるのだから。

部屋に入ると娘は国語の栄冠への道をやっている。
テスト前の今、わざわざ文章問題やらんでも。。
すぐ点数に結びつく語句をやれっちゅーに。

「ねえ、ママこの文章面白いよ。なるほどーって思うよ。読んでごらん?」


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父母会で塾の先生が言っていた。
ごもっともな話だ。

このタイプは、理数系の親の傾向らしい。
>私はどちらでもないが。。

とりあえず今日のところは見守ろう。
明日のテストの点数にはつながらなくとも、6年の今頃結果が出ると信じて。

文章問題が終わると理科をやると言っていたが、
覗くと、また本を読んでいる。
放っておくと12時半まで読んでいる。
もうあと数ページで読み終わりそうな勢いだ。
面白いから読んでみなよ、と友だちに言われて学校の図書室から借りてきたらしい。
好きなだけ読ませてやりたいところだが、
明日のことを考え、強制的に電気を切って寝かせるようにした。

ねえ、理科全然やってないけど大丈夫なの?


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