2002年09月02日(月) |
ベーカー嚢腫/膝裏の腫れで病院へ行く |
子供達、始業式。 息子の友だちが昼過ぎに遊びに来る。
今日は、娘を塾に行かせ、お弁当と一緒に作った夕食を置いて、 夫が帰って来るまでの20分、息子に留守番してもらった。
病院とは、ずっと気になっていた、膝裏の腫れ。 日毎に腫れは大きくなっているようで、 夫からも「何だよ、それ、病院へ行ってこいよ。」 と言われていた。
それでやっと。。というか。
行く前にインターネットで「膝裏 腫」で、調べて行った。 何件かヒット、一応名のある病気らしい。
病院の受付で、 「今日はどうしました?」 説明してもはじてめの症状のようで首を傾げてる。
家から近くの小さな診療所だが、この先生は結構腕がいい。 月2回しかここに来ない皮膚科のおじいちゃん先生も、 なかなかの強者だ。 普段聞いたこともない難しい名前の病気も「ピタッ!」て当て、 大きな図鑑を広げて説明してくれるんだからな。
ただ、やたらと診察時間が長い。 1人30分は診てる。 私の前に1人だったんだけど、やはりこの日も呼ばれたのは30分後だった。
中に入って説明する。 ベッドの上でうつぶせで横になる。
「水がたまっているのかもしれないな。何か確かめてみよう。」
立った方が「よりふくらみが目立つ」ということで、 立ったまま、膝裏に小さな注射器を刺し吸い出されることになる。
えっ、マジ? 立ったままかよ、ふんばれねえよ。 幸い、天井がすぐ上にあったので、片手で押さえる。
「ベーカー嚢腫ですか?」 「難しい名前知ってるね。」
「おかしいな。血だ。 それもこんなに真っ黒な。 血管に刺してないよな。 血管に刺したらもっと赤いはずだ。 (看護婦さんに)押さえて」
看護婦さんは何分も押さえてくれている。 「あの〜。私、自分でやりますよ。」 「いいですよ。大丈夫です。」 と優しく言われてしまう。
先生は机で分厚い本を広げて調べている。
「ベーカー嚢腫だ。 中身はいろいろあるらしい。」
私の場合は、「黒い血」だったということか。
「特にそのままでも問題ないが」 >それはかっこわるいだろ
「今回は少しだけ取っただけだから、 今度大きな注射で抜こう。」 「でもまた溜まりませんか?」 「そしたらまた抜く。」 >おいおい、そりゃ、ないだろ
「大事(おおごと)になるが袋を取ってしまえばいい。 でもそうするとこの病院では手術できないんだ。」 「では紹介状書いていただけますか?」 「どこへ?」 「わからないですけど。」 「僕が書くとすると○○病院になるよ。僕もあそこで診察してるんだ。 今度10日に行く。」
○○病院とはうちから自転車圏内の大きな病院である。
ということで、とりあえず次回の診察待ちとなった。
今回で「血管以外から針で血を抜く」のは、3回目だ。
一度目は、卵巣出血で運ばれ、集中治療室から一般病棟に移る際に、 肋骨の間に大きな注射針入れられた時。 腹の中は血で膨れ、胸まで血でいっぱいになっていたのだ。
二度目は、その病院から婦人科のある病院に移った時、 膣に、でかくてえらく長い注射針を刺して抜いた。 まだまだこんなにあるから当分入院が必要とのことだった。 そりゃ、めちゃくちゃ痛かった。
▼本日のお勉強▼
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