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中学受験日記。 (上の子(娘)の受験は2004年2月まで)

中学受験日記から4年数ヶ月、その間、3人目出産、起業し・・・

2002年09月02日(月) ベーカー嚢腫/膝裏の腫れで病院へ行く

子供達、始業式。
息子の友だちが昼過ぎに遊びに来る。

今日は、娘を塾に行かせ、お弁当と一緒に作った夕食を置いて、
夫が帰って来るまでの20分、息子に留守番してもらった。

病院とは、ずっと気になっていた、膝裏の腫れ。
日毎に腫れは大きくなっているようで、
夫からも「何だよ、それ、病院へ行ってこいよ。」
と言われていた。

それでやっと。。というか。

行く前にインターネットで「膝裏 腫」で、調べて行った。
何件かヒット、一応名のある病気らしい。

病院の受付で、
「今日はどうしました?」
説明してもはじてめの症状のようで首を傾げてる。

家から近くの小さな診療所だが、この先生は結構腕がいい。
月2回しかここに来ない皮膚科のおじいちゃん先生も、
なかなかの強者だ。
普段聞いたこともない難しい名前の病気も「ピタッ!」て当て、
大きな図鑑を広げて説明してくれるんだからな。

ただ、やたらと診察時間が長い。
1人30分は診てる。
私の前に1人だったんだけど、やはりこの日も呼ばれたのは30分後だった。

中に入って説明する。
ベッドの上でうつぶせで横になる。

「水がたまっているのかもしれないな。何か確かめてみよう。」

立った方が「よりふくらみが目立つ」ということで、
立ったまま、膝裏に小さな注射器を刺し吸い出されることになる。

えっ、マジ?
立ったままかよ、ふんばれねえよ。
幸い、天井がすぐ上にあったので、片手で押さえる。

「ベーカー嚢腫ですか?」
「難しい名前知ってるね。」

「おかしいな。血だ。
それもこんなに真っ黒な。
血管に刺してないよな。
血管に刺したらもっと赤いはずだ。
(看護婦さんに)押さえて」

看護婦さんは何分も押さえてくれている。
「あの〜。私、自分でやりますよ。」
「いいですよ。大丈夫です。」
と優しく言われてしまう。

先生は机で分厚い本を広げて調べている。

「ベーカー嚢腫だ。
中身はいろいろあるらしい。」

私の場合は、「黒い血」だったということか。

「特にそのままでも問題ないが」
>それはかっこわるいだろ

「今回は少しだけ取っただけだから、
今度大きな注射で抜こう。」
「でもまた溜まりませんか?」
「そしたらまた抜く。」
>おいおい、そりゃ、ないだろ

「大事(おおごと)になるが袋を取ってしまえばいい。
でもそうするとこの病院では手術できないんだ。」
「では紹介状書いていただけますか?」
「どこへ?」
「わからないですけど。」
「僕が書くとすると○○病院になるよ。僕もあそこで診察してるんだ。
今度10日に行く。」

○○病院とはうちから自転車圏内の大きな病院である。

ということで、とりあえず次回の診察待ちとなった。

今回で「血管以外から針で血を抜く」のは、3回目だ。

一度目は、卵巣出血で運ばれ、集中治療室から一般病棟に移る際に、
肋骨の間に大きな注射針入れられた時。
腹の中は血で膨れ、胸まで血でいっぱいになっていたのだ。

二度目は、その病院から婦人科のある病院に移った時、
膣に、でかくてえらく長い注射針を刺して抜いた。
まだまだこんなにあるから当分入院が必要とのことだった。
そりゃ、めちゃくちゃ痛かった。


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