2002年08月30日(金) |
【映画】スクービー・ドゥー(ネタバレあり) |
娘、塾、ピアノ。
ピアノが終わって実家に帰ってくる時間に、 息子を連れて実家へ。 夫と合流し、劇場へ。
45chでおなじみの「スクービー・ドゥー」を観てきた。
はっきり言って、私は面白いと思えなかった。 笑えるシーンもほとんど無いに等しかった。
なぜだろう、原作のアニメの方を知っているからだろうか。 「違う」「こんなんじゃない」って思いながら観てしまったからか?
スクービーと緑Tの男の人は、いつも憶病で逃げてばかりいる。 その逃げてドジる結果が、犯人を追い込み捕まえることになる、というもの。 甥っ子のちび犬が、逃げてるおじさんのスクービーを 「すごい」「作戦なんだね」「僕も頑張るよ」 と大きな勘違いをしていることにもこのストーリーの面白さがあるはず。 観てる側は 「すごいのはあんた(ちび犬)だって!」 と思いつつ、その大きな勘違いを笑うのである。 だから、この「ちび犬」の存在なしには、事件は解決しないのである。 「おじさんはすごいや」 といいつつ、彼(ちび犬)の勇気こそが解決の鍵なのだから。
ところがだ。
【注意】以下はネタバレなので、これから観ようと思ってる方は決して観ないように。。
ちび犬は一向に出てきやしない。 スクービーの表情もCGイマイチだし、 憶病を表現しようとしているが、いまいちたくましい。
肝心の「ちび犬」は悪役ときた。
あのアニメの中のあの子は、こんなことする子じゃないよ。 いくつもの事件を解決しているのは、この子のおかげじゃないか。 この子を悪役にするなんて、なんて映画だ!と怒ってしまった。
息子は、おならをしあうところが面白いと言った。 テレビでもおすすめはそこのシーンだと言った。 どこが面白いんだ。 アホくさって感じだった。
唯一面白かったとしたら、キャラクターたちの声が入れ替わってしまうシーン。
ってことはだ、「スクービー」の表現がいまいちだったということか???
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