2002年08月27日(火) |
受験なんてやめちまえ! |
漢字練習するといったって、1個ずつ書くだけ、 1つも頭に入っていない。 だから毎回テストができない。 国語が60点台なんて取ることになるのだ。 100点満点じゃないんだ。 150点満点なんだぞ。
半分も取れなくてどうする!
理科や社会で取れって言ってるんじゃないよ。 漢字さえやってりゃ、20点は取れる。
もう疲れたよ、 いくらお金かけてんの、いくらあんたに使ってんの。
もう受験なんてやめなよ。 そんなに嫌ならやらなくていいよ。 公立の中学行って、みんなと一緒に高校受験すればいい。 そしたら金管もできる、好きなビーズもテレビも漫画も料理も、 思う存分できる。
受験辞めれば、パパもバイクが買える。 毎月家庭教師代含め、5万以上は浮くんだから、その分旅行にも行ける。
Mちゃんママから電話があり、学校説明会の話をしてる。 「受験辞めるかもしれない。」 ポツリ。
Mちゃんママはびっくりしつつ、 最後は「うちもいつ挫折するかわからないけど、一緒に頑張ろうよ。」 と言われ電話を切った。
部屋はぐちゃぐちゃ、家庭教師の先生来るけどどうする? もし疲れているなら断るよ。
「どっちでもいい!」
どっちでもいい? お前のことだろ。 どっちでもいいってどういうことだ?
無理しなくていいんだよ。 よく頑張ったよね。 塾に行ってるだけでもエライと思うよ。
子供が塾の友だちの話をしてくる。
そのお友達とも会えなくなるね。 せっかく仲良くなれたのにね。
娘は下を向き、ポロポロ涙を流している。
私は無視して話し続ける。
ママは、もともと受験させる気はなかったんだし、 辞めるの応援するよ。 受験させたかったのはパパだし、そのお金を払っているのはパパなんだから、 ちゃんとパパと話さないとね。 自分のことなんだからちゃんと自分のやりたいようにしないとね。 誰の人生でもない。 あなたの人生なんだから。 あなたが好きなように生きていけばいいんだから。
受験やめたらビーズもたっくさんできるね。 一緒にお料理もできるね。 お料理好きでしょ?
「好き。」
ママも一緒に手伝ってくれると助かるし。
まあ公立だと外国とかは行けないし、 クラブもそんなに盛んじゃないだろうけど。。
「○○○○に行くの!」
えっ? ちょっと待って? その中学は受験しないと行けないよ。
「行きたいの!」
受験するの?
「受験するの!」
そう。。 でも、今の成績だとその学校には行けないと思うよ。 もっと頑張らないと。
「頑張るの!」
結局、彼女は自分自身で受験したいのだ。
偏差値は中位、男女共学で自由な学校。 文化祭にも二度行き、そこの生徒さんたちとふれ合うことで、 そこが大のお気に入りになってしまっているのだ。
彼女の持ち物にはその学校の名前を書いていたりするものもある。 その学校の名前を海苔で切ってご飯の上に乗せて食べたこともある。
やっぱりその学校へ行きたいの?
▼本日のお勉強▼
算数 | 夏期 第16〜18回 | 国語 | 夏期 第15〜18回 漢字読みのみ | ◎延べ勉強時間(家庭教師含) 2時間15分 |
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