■日々コレ精進ナリ■
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ニュージーランド旅行記、合計180KB。
それを全部PCに打ちこんだおばかさんの戯れ言。
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2003年07月29日(火) |
芸備線〜伯備線〜(&プラスアルファ) |
三次10:03−−11:15備後落合11:30−−12:14東城13:08−− −−13:44新見14:06−−14:40備中高梁15:03−−15:36倉敷17:11−− −−17:24岡山17:41−−18:10児島 (児島からバスで金浜まで約20分)
朝起きると予報通り外は雨。7:00ごろ出発の便はやめにして、次の便で出ることにした。しかし次の便というのは10時台…コラ!朝のラッシュだとかそんなのはねーのかよ!うらやましい!そんなわけで9時くらいまでボーッとして、9時半に開いていたスーパーでおやつを買って、10:03発の列車で三次を離れた。
三次−新見間は国道沿いを並行する。そしてそれ以外にもやたら目につくもの、それが『ポプラ』だ。中国地方に住む人には説明不要だが、一応言っておくとコンビニだ。ただ普通のコンビニとはワケが違う。当たり前のように弁当が売られているのだが、ごはん部分が空なのである。レジに炊飯器が置いてあって、そこで初めてごはんをよそってくれるのだ。俺はこのシステムに一発で惹かれた。ポプラを初めて見たのは、自動車免許を取るために鳥取へ合宿に行った時。未だに俺はポプラ=弁当屋なんだよなあ。弁当システムはどこの店でもやっているのかどうかは知らないし、もしかしたらもうそのサービスは止めてしまってるかもしれない。メシが欲しい時にポプラと出会ってないからその後を知らないんだよな。
途中、備後庄原に停車する。庄原といえば俺が大学受験した広島県立大の最寄り駅だ。もっとも最寄りといったところでメチャ遠いのだが(そもそも列車使わないしね)。大学はかなりイイところらしいのだが物凄い田舎である。当時はちょっと騙された感があった。受験地は広島市内だったし。でも、俺がもしここの大学に受かっていたら人生だいぶ変わってたんじゃないかな…と思う。ずっと都心部にいたから「田舎に行きたい」と思うわけで、そうすると学生時代の、そして今日の18きっぷ旅行もしていなかったかも。人生って不思議だね(ってこんな所で語ってどうする)。
備後庄原駅から高駅に向かう間は、かなりの徐行運転。そこでのどかな風景とはまったく似合わないものを発見。道路の橋脚だ。大きさからして、高速道路か何かだろうか。しかしまあこんな所に道路を延ばしてどうすんだよ、と本当に思う。道路を作って地域活性化だとかヌカすけど、道だけ作っても誰も来ねえよ。今までに作ってしまった分でも充分すぎるくらいあるってのに。足りないのは首都圏だけだろ?
備後西城ではほとんどの人が下車。これから終点備後落合へと向かう。残っているのは4人、恐らく全員が鉄道オタクばかりなり、か。俺は鉄道オタクじゃない!乗車オタクなんだよう!車体ナンバーとか全然わかんないんだよう!キハとかそんなやつ…(要するに中途半端なオタク)。備後落合駅は芸備線と木次線の分岐点で、全ての列車がここ止まり。引き続き俺と同じコースをたどる人はいるのだろうか?人気なのは、ここから北上して木次・松江に行くトロッコ列車なんだけどな。俺は今回時間的にキツイし次回に回せると思って行かないことにしたけど。
備後落合は何も無い駅。ただ「今となっては」という言葉がくっついてくる。路線跡がいくつかあり、プラットフォームにも削られたような跡がある。現在では無人駅となっているが待合室に窓口の形跡もある。その窓口跡に旅ノートなるものが置いてあったので俺も書き込みしておいた。
とにかく、東へ東へ進んでゆく。山間の道を走るこのあたりは駅と駅との間がおよそ10分。ゆったり前進していく感覚がたまらなく心地良い。乗客は俺を含めて4〜5人といった感じ。もはやこの辺りの列車が繁栄を取り戻すことはないのだろうか…。
途中に止まる東城で約50分の待ち合わせ。駅前を歩いてみても華々しいものは特になし。駅から少し離れたところに『今岡スポーツ』という店の看板が飾ってあった。阪神タイガースの用品主体に扱っているのだろうか。駅前でひときは目立っていた新しいめの建物(とはいっても10年くらい)は、老健施設だった。しかしその建物の奥にはものすごい数の墓が。建てる場所を間違えてるんじゃないですか?あ、そうか。後処理がそうすると楽なのか。って驚くほど不謹慎で失礼しました。それにしても税金で建ててる建造物には金に糸目をつけてませんよ感が痛いくらい伝わってくるのですごくイヤだ。
備中神代からは伯備線と合流する。新見までに布原という駅があるが、米子行きの便はここを通過するらしい。なんで…だ?一駅くらいはいいと思うのにな。確か、三江線にも長谷という駅が一部の時間普通列車でも通過してたな。ただでさえ少ない列車なのにそれすらも通過される駅ってどんなのだろう、そういうところをじっくり見ておけばよかった。
さあ新見に到着だ。以前来たときには乗り換えの際に1時間くらい待たされたような記憶があるな。まあ今回は20分程度だからいいんだけど、昼飯を確保しようと思ったもののめぼしい店がなくて結局パン屋さんで食料を調達。新見からはいよいよ『電車』になりスピードもあがる。いつのまにか眠ってしまっていた。
備中高梁で意味のない乗り換えをして倉敷へ。今日の宿はこのあたりにある健康ランドにしようと思うが、今はまだ16時前。無料送迎バスが17時ちょうどに来るまで待たないといけないので駅周辺をうろつく。本屋で岡山周辺の情報雑誌を見たり、『「へぇ」の本』を見たり(それをただの立ち読みという)。
送迎バスが来る時間帯になり、駅前で待っているのだがバスが来ない…おかしい。時計を見ると17:05。ふと向こう側にある目をやるとそこを通り過ぎるバスの姿があった。なーんだ、遅れて来やがったなと思って待っているとバスはあさっての方向へ。・・・!?待ち場所間違えターン;y=ー( ゚д゚)・∵. などと2ちゃんねる用語まで使い出す始末。俺が立っていたのはビルの角で、待合場所はその90度隔てた場所にあったのだ。
行ってしまったバスは叫んだって戻って来ないので、なんとかして行かなくては。確かに他にも健康ランドはあるらしいのだけど、情報不足だし確か岡山から結構離れてたように思う。どうも俺が行こうとしてたところは児島が最寄りの駅らしいのでそこへ行く。後から考えると、倉敷からバスに乗って行ったほうがバス代はかかるものの時間はかからなかったようだ。
岡山を経由してマリンライナーで児島へ。予定外のバス乗車で20分ほどかけて最寄りのバス停へ。しかし今日は一日中大雨。目的地までのたかだか100mぐらいが一苦労、びしょ濡れで到着した。全く自分のミスとはいえ、バス代340円も払ってずぶ濡れになってアホじゃないかと。
ここ、瀬戸大橋スパリゾートはかなりくつろげる場所で、フロアも広く風呂の数も多め、プールまで置かれていた。風呂からあがるとマンガがたくさん置かれている場所を発見し、んでふと目についたタッチ(byあだち充)が気になった。以前まんが喫茶で読んだものの最後までいけなかったので後半(19巻以降)をひたすら読んだ。そしてびっくらこいた。上杉和也が交通事故で死んだという日が7月29日だったという設定。んで今日は7月29日。ワーきしょくわる!!そんな偶然もありつつ最終話まで見て寝る。
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