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■ 恋い焦がれる。
好きになる、 初めから、手に入らないものだったのに、 今だけでいいからって、つきあってみたり。 出会うのが遅かっただけって、いいわけしてみたり。 その程度の気持ちで収まれば良かったのに、 欲しいものを欲しいといえないことを、 今さらながら、辛いと感じたり、 そして、時々は、自分から背中を向けようとしたり。
恋は、二人の気持ちの綱引きなのに、 不倫の綱引きはいつも、自分の本音と建て前の綱引き。 バカな綱引きは、きっと独り相撲のようで、 やっぱりバカみたい。
呪縛が溶けたように、彼を愛しいと思わなくなる日は、 いつ来るのだろうと思う。 ふっと思いきって、気持ちが冷めて、 前を見て、きっと希望があるって信じて、 向かい風にも立ち向かっていけるような、 新しい出会いに心を躍らせるような、 そんな日が、来たら、きっと、幸せだと、 あまりに無謀なことを考えてしまったり。
そして、、、、 そうやってまで、この恋を思いきろうとするほど、 彼に恋いこがれてしまった自分を、 切なく思ったり、、、、、。
2001年12月21日(金)
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