恋のさじかげん
れのん



 誰かの身代わり

今朝の会話を反芻していた。落ち込んだ。
今夜から会いたいという彼に、私は「生理だから無理。」ってゆった。
わざと。そしてさりげなく。
「会いたい」っていうことは、常に「セックスする」ことが含まれているのでしょうか。
彼の中での、私の認識は、どうやらそうらしい。
「そっか、じゃ、無理だね」で、おしまい。
何それ。あなたは私に会いたいと言ったんじゃないの?
会うって、顔を見て、話すことや、食事することや、映画見たり、出かけたり、、、
そーゆー事は含まれないんですか?
私に会うってことは、セックスが無ければ成り立たないことなんですか?
私に会うってことは、セックスが目的なのですか?
私はきっと、「生理?そんなの関係ないよ。会いたいから。」って
そういって欲しかったのかもしれない。
けど、所詮私はセックスをするための女なんだなぁって思った。
私とのセックスがそんなに良いのか、相性が合うのか、
妻としてないからなのか、妻と出来ないからなのか、わからないけど、
私の担当は、セックスということらしい。
妻の担当は、共に生活することと、子どもを育てることらしい。
結局、私はいつも、誰かの代わりでしかない。
私だって、本物なのに、いつも、誰かの身代わり。
仕事でも、恋愛でも、、、、。馬鹿みたい。。。。。
就職を望むのは、それが私を本物として認めるさせることだからなのかもしれない。
馬鹿みたいね、、、そんな意地みたいなこと。。。。
上手く、まとまらないけど、疲れたし、
馬鹿にするのも、いい加減にして欲しいと思った。
切ない気持ちを通り越して、怒りを感じている、今。

2001年10月14日(日)
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