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■ 気持ちを断ち切る斧
気にしない、と決めても、さすがに落ち込んだ。 メールの返事も来ないし、チャットで会っても、Qでも、 かまってもらえないのなんて気にしないけど、 少しも相手にされないのは、やっぱり、苦しかった。 彼の父親が起こしたトラブルのせいで、彼は仕事を失うかの瀬戸際。 こんな時に、何もしてあげられない自分を情けなく思うけど、 それ以上に、少しも頼りにしてもらえない、 いやしにすらなれない自分を思うと、なんだか、辛くなった。 あたしは、何もしない方がいいのかな、、、とも思った。 メールも、電話も、Qも、チャットも、、、、、、、、。 あたし一人が出来る事なんて限られているし、 少しも力になれないかもしれない。 でも、あからさまに相手にされていないのは、 あたしの存在感、これまでの日々も、 全く意味のないものだと突きつけられたような心地になった。 せめて、「おやすみ」ぐらい言ってから落ちてもいいのに、、。
このまま、どんどん遠くなって、別れるのも悪くない。 今しか、もう、ないんだと思った。 あたしの仕事の試験の合否はまだ発表にならない。 このまま、離れて、物理的にも、心的にも、離れて、 一人で新たな気持ちで始める方が、 人生は、有意義なのかもしれない。 心の奥底で研いでいた刃物が、その出番を待っている。 彼が私を必要としなくなるのなら、 この斧で、私はこの気持ちを、断ち切ろう。
2001年09月22日(土)
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