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■ 別れの決意
しばらく旅に出ていたので、更新が遅れました。 旅の間、いろいろ考えました。 たくさんのものを見、たくさんの人と会い、たくさんの文化と、 たくさんの価値観に触れ、あたしは答えを出しました。 彼とは、別れます。 連絡が取れないまま外国へ旅立ったあたしだったので、 帰国後、彼からは頻繁に連絡があります。 でも、あたしの気持ちは変わりません。 どんなに優しくされても、どんなに「大切」だと言われても、 あたしは、別れます。 旅の間に、あたしはその土地の人と、可愛い恋をしました。 子供のように純粋で、まっすぐで、精神的な恋でした。 肉体関係は有りません。もちろんのことですけど。 言葉の壁の問題を前にして、あたし達は一生懸命に、 お互いに向き合い、伝え会おうと努力しました。<どんな会話であっても そんな一生懸命さ、素朴な好意に触れるにつれ、 あたしは自分が忘れてしまっていた恋愛の基本を思い出させられました。 そして、あたしがまみれていた日本でのすさんだ恋愛が、 あたし自身の目をくすませ、心をむしばんでいたことを知りました。 プレゼントの値段で、プレゼントの有無で相手の愛情なんて量れない。 プレゼントは、相手の喜ぶ顔が見たくて、相手を思いながら用意するもの。 言葉が十分に伝え会えない、そのハンデが あたし達をより近づけたのかもしれません。 その外国人の彼と今後、つき合っていくから、別れるのではありません。 ただ、外国人の彼が教えてくれた事を、あたしは無駄にしたくないのです。 あたし自身にとって、一番必要だと思われることを、 あたしは、彼から学ぶことが出来たから、その事を、 大切にしたいと思うからです。
2001年01月26日(金)
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