French Wolf の日記
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2005年10月26日(水) 文字データ


水曜日

珍しく昨日夜更かししたのに、それでも朝きっかりと(?)同じ(ような)時刻に目覚める自分に感心。毎日のプロジェクトの入稿が遅れており、待機している間に別件が立て続けに浮上。しかも新規案件の下準備をしているときに恒例のプロジェクトが届く。なんともあさましい小さい文字(表現の選択がまた間違っているだろうか?)午前だった。

プール中心の毎日が基本だったのだが、さすがにここまで立て込んでくるっと四の五の言っている場合ではなくなる。というわけで自動的にプールの予定はずれ込むわけで、背泳ぎのクラスは割愛せざるをえなくなった。その分個人練習で腕に磨きをかけたわけで・・・。

午後プールから戻るとまた別の案件が発生。といっても、実はこれ、昨日の夜の時点で打診されていたもので、残念ながら承ることができない状況であることを申し伝えて今朝一番に丁重におことわりさせていただいたものだったのだ。「再打診」というタイトルからうかがい知ることができるのは、先方の苦労も並々ならぬものがあるということだ。こちらも無碍に「No!」と切り返すこともできず、海外の頼みの綱に相談してから返事するということにした。

本当に自分は周囲に「生かされている」なぁと痛感する。仕事だけじゃなくて、愛犬でも、プライヴェートでも、趣味でも、ネットでも、環境、庭の草花、なんでもそうだ。俺はもともと哲学者(人間誰しもある意味そうかも)だけど、ときおりこれがさらにレヴェルアップして、パワーアップして、思想家・宗教家にもなったりする。(どっちにしても、俺のなかで定義がきちんと明確に区別されていないので、とにかくいろいろ考えるのが好きな人だと思っていただければ差し支えない。)そうそう、外注さんのヘルプは偉大なのだ。このページを読んでくれている方もいらっしゃるらしいので、ここで改めてお礼を申し上げたい。本当にいつも協力してくれて、ありがとうございます。心から感謝の言葉をお伝えしたく思います。

なんだかな〜、「らしくない」と思われてしまうかもしれないが、普段にもましていろいろなことに思いを馳せてしまうのは、秋空のみがなせるちょっとした気まぐれなのかもしれない。いやいや、感謝の気持ちはいつも持っていますよ〜。そこのあたり、誤解なきよう・・・。(最後の最後で齟齬を招来しかねない稚拙な文章構成、今後精進を積み重ね読者諸賢はもちろん自分の意思疎通能力の増強に努めたいと思う。)




雑文:電子データ

仕事では、最近電子データでのやりとりがメインなのだが、ごくまれにFAX(まぁ、これもスキャナとプリンタの複合機経由の送受信だから広義の電子データではあるが)で原稿が入ってくることがある。また、たとえばPDFでも本文の編集ロックがかけられている場合など、いくら電子データであってもテキストが抽出できないものだと、かなり取扱いが困難になる。

話を戻してFAX原稿の場合は、おそらく今のご時世、もともとの書類が手書きという可能性は限りなくゼロに近い。ということは世界中のどなたかがワープロなり、タイプライターなり、パソコンなり、オフコンなり、ミニコンなり、マイコンなり、「ぴゅ〜太」なりで、電子データを作成し、それをその人か他の誰かが出力して使用したと想定される。その後、そのプリントアウトには、誰かがメモを書き込んだり、コーヒーをこぼしたり、よだれを垂らしたり、とにかく汚らわしい付加価値が盛り込まれる。ここまでの変遷を遂げた「出力くん」のなれの果ては、「あ、これ仕事に使うヤツだから、FAXで送らなくちゃ」という誰かの出現によってクライマックスを迎え、ここからめまぐるしくストーリーは展開し(要するに俺にはそのストーリーを書くだけのやる気も力量もないということだ)、鮮明度に欠ける原稿がFAXとして、自分の手元に送られてくるカラクリだ。

しかも、これが一箇所の事務所で行われているならばまだ救いようがある。そこまで画質は損ねられないからだ。FAXのFAXに今度は玉露のシミがついたり、カレーがついたりして、折り曲げられたあげくに、FAX送信の際に斜めになっていたりしようものなら、最終原稿が自分の手元に届く頃には、英文であることはなんとなく察することができたとしても、読む気持ちがしょげてしまうのはお察しいただけることだろう。

いやいや文句を言っているわけではなくて、こういう原稿を受け取ったときのために、まぁ言い換えればそれを必要としている俺(あまりにも「じこちゅ〜」なので、「ユーザー」と置き換えて読んでもよいことにする)のために世間のエンジニアのみなさんやソフトウェア企業各社は便利なソフトウェアを開発してくれているわけだ。そうそう、もう今日日「OCR」と聞いても目から鱗が落ちたり、急性虫垂炎になる人はさほど多くはないだろう。取引先からの原稿がFAXであっても、外注さんに支給するときにはできるだけ電子データにしたい、という俺個人的な気持ちがあって、これがプラスに作用することもあればマイナスとなることもあるにはあるが、いずれにしても、電子データとして保存しておくことで、将来考えられる税務調査への対策を講じているつもりだ。というのは多少大げさにしても、電子データの方が便利だという声の方が圧倒的に強い。Fortissimoである。チャイコフスキーならばffffffffffffなどとんでもない発想記号が使われそうなほどだ。何にしても、データを将来有効活用できるように変換する準備をしてからではないと、(基本的に)

またまた言葉ネタ。「基本的に」「原則的に」って言葉ほどいい加減なものはない気がする。「基本的にはダメだけど、○○ならOK」「原則的にはよろしくないが▲▲であれば、例外とする」ってことだよね。だったら、その旨、最初から記載しておけばよろしい。

自分の仕事とも大いに関係してくるが、日本語から英語に翻訳する際、この「基本的・原則的」をそのまま辞書のように書き換えると・・・英語ネイティヴのチェックがあったときに十中八九指摘される。「どういう意味?」「じゃ削ってもOK?」など、日本語を母語とする人ならなんとなく俺のいわんとしていることをおわかりいただけると思うが、とにかくそういう状況に追い込まれるわけだ。まったく、言語に優劣をつけるつもりはないが異なる言語の架け橋役はたいそうな責務を担っていることにかわりない。

外注さんには打診しない方針なのだ。急ぎのときは別。

というわけで簡単に言えば(最初から言えよ)、画像データをテキストデータに変換するためにOCRソフトを活用して、それでも100%の精度を保つのは無理だから自分の目で確認しながら作業を進める。これもかなり骨の折れるプロセスで、元が読みにくい原稿なのだからいくら認識率が高いすぐれたソフトウェアだとしても、人間の目でも判読不能であれば、太刀打ちできない。そういうところをなんとか前後から推測するジグソーパズルを組み合わせるゲームのようなことを超マジメにやることになる。

で、この話のオチは?と聞かれると困る。(スピッツも歌っているとおり。♪こま〜る〜、こま〜る♪)

とにかく、テキストデータに変換する作業というものも自分の仕事の一部にはあるってことだよ。







今日の練習メニュー。

出だしが遅かったため、個人練習のみ。

500mのクロールでゆっくりアップ。50m単位で各泳法をそれぞれ流してみて、筋肉をほぐす。

心拍数が上がってきたところで、50mブレストと200mフリーのタイムを計ってみる・・・。公表できる数字ではないが、それぞれ、1.5210607 × 10^-6 years と 7.1489853 × 10^-5 months だった。

外を見ると夕立の気配。洗濯物を取り込まなくてはならない(わけないが)。急いで帰途に就いた。





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