French Wolf の日記
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2002年07月25日(木) |
本当に日本の会社ですか? |
木曜日。
朝から忙しい。5 時に起きるのはもうご存知。老体にむち打ちながら、仕事に励む。一度納品したものをクライアントの好みに変更するという作業。これはもともと当初の合意事項に含まれていたため、特に問題はない。ただ、かなり細かい作業で神経をすり減らす。 また、支払いが遅れていたクライアントとの折衝でかなり精神的なダメージを受けている。どう考えても、約束の日に支払わないクライアントに非があると思われるのだが、それを認めようとしないばかりか、自分の都合ばかり、会社のシステムが云々といって議論をふっかけてくる。
最終的には、今日振込を確認したが、これまた微妙。というのは、国内からの送金で今まで手数料をさっぴかれたことは一度たりともなかった。海外からの場合、クライアントによって異なるが、日本では皆無だと信じて疑わなかった。しかも請求書に、「手数料は支払者負担。問合わせは〜」ときちんと明記してあるにもかかわらず、さらにはその請求書を受領したという確認もあったのにもかかわらずである。
結局不毛なやりとり (相手が論点をずらすことに必至で合意を導き出すというアプローチが不足していた) で夕方までもめた。結局思い出したのである。「相手を哀れだと思う心」。すべて「あぁ、この人、この会社はかわいそうなんだ」、「この人には心がないんだ。かわいそう」と思うことである。以前は、こう思うことで、かなり納得できた。問題は問題として腑に落ちないままになりがちだが、相手を責めるのではなく、慈悲の心で迎撃するわけである。ある意味、自分が相手より高い視点からとらえることで解決を図ろうとするこの取り組みは、傲慢に感じられるかもしれない。が、内面の問題だから、誰にも迷惑をかけないし、何より精神衛生上好ましい。
夜は、開眼を祝して居酒屋へ。いつもいたれりつくせりのサービスを提供してくれる「太一くん」がいなかったのは残念だったが、代わりに「けいこちゃん」がいろいろとやらかしてくれて、楽しいひとときだった。
あ、でも飲んでいる間、自動的に仕事が進む道理がなく・・・。
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