French Wolf の日記
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2000年10月16日(月) ギックリ腰?? -- 27歳の身空で? + 診断結果と理学療法初体験

昨日の日記を書き終えた後、お風呂に入ろうと思ってバスタブの掃除にとりかかった。服を着ながら狭い浴槽を掃除しようと思ったせいか、無理な格好で浴槽の床や壁面をゴシゴシこすった。そこまではよかったものの、両手に変な力を加えて、70 キロ強の体を支えていたせいか、はたまた身を捩じらせて狭い空間に押し込めたせいか、突然ギクという感じで腰に鈍痛が走った。

そのときは、ちょっと筋を違えただけだろうと思い、掃除を続けたが、しばらく様子を見ても痛みが引く気配は一向におとずれない。同じ姿勢、つまり腰をまっすぐピンと伸ばした状態を維持していれば何の問題もないのだが、ちょっと捻ったり、曲げたりすると、鈍痛が走る。

巷で言う「ギックリ腰」だろうか? いずれにしても、昨日の夜は布団に横になっても、寝相の極めて悪い俺。30 秒たりともじっとはしておられない。したがって、長くても 1 分感覚で姿勢を変えるため、鈍痛が周期的におとずれたのだった。

今日会社に行くつもりだった。(当然のことか。) でも、この腰の痛み、通勤には耐えられないしもし会社に無事たどり着いたとしても、同じ姿勢を維持しなくてはならない。そんなこと無理に近いこと。この際、ちゃんと病院に行って診察してもらって、診断書も書いてもらって、自宅で (自己診断の) 結核 + 胃潰瘍もついでに治してしまおう、って目論見。



結局、病院では「ギックリ腰」とは言われなかった。が、疲労性腰痛だって。これってどういう意味か、と訊いたところ「要するにストレスの多い作業を反復的に行ったりして、腰にいつ『ギックリ腰』になってもおかしくない爆弾を抱え込んでいる状態ってことです。今回のは、たまたま軽症だったけど、今後気をつけないと癖になりますね」だって・・・。「ちょっとそのベッドの上にうつ伏せになって」と言われたので指示どおりうつ伏せになる。腰のあたりをぐっと手のひらで押されて、「この辺痛いでしょ?」。これじゃまるで拷問にかけられているよう。「おら、痛いんじゃろ?」といわんばかりで得意げな医師。「いたいです、はい」と素直に頷く俺。「じゃ、帰りに電気通していきなさい」といわれた。「電気?」と思ったが、素直に返事をして診察室をあとにした。

診察の後、看護婦さんについて別室へ。理学療法室だって。恐る恐る足を踏み入れて、担当の理学療法士さんの説明を聞く。どうやら、電気を通して筋肉のコリをほぐし、同時に患部を温めるらしい。10 分間ぐらいだったろうか、機械につなげられ、ビリビリする機械につながれて、遠赤外線照射みたいな治療を受けた。あんまり良くなった気はしなかった。帰りに言われたことだが、これは数回繰り返さないと奏効しないらしい。ってことは、また行かなくちゃいけないってこと?

そういえば、小さい頃通っていたかかりつけの病院には、これと同じモノかどうかわからないけど、『電気』目的でお爺ちゃんやお婆ちゃんが集まっていたんだよな。お年寄りと同じ治療を受けている自分っていったい・・・と思ったなぁ。


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