French Wolf の日記
DiaryINDEXpastwill


2000年10月15日(日) 約束ブッチの顛末 + 演奏会のビデオ到着!

昨日の夜からまた体調が悪化。これは単なる結核ではないかも・・・。病人 (自己診断による病人も含む) なら誰しも想像に難くないとおり、心までまいってしまう。この前病院に行ったときに新しくもらった胃薬は、胃潰瘍にも効くやつだったから、病院の先生は胃潰瘍の恐れあり、との診断を下したのかもしれない。でも、そのクスリは、自分に合っているみたいで、先週の悲惨な風邪・気管支炎・肺炎・結核 + 胃の痛みが襲ってきたときの多重苦に比ぶれば、胃だけは解決した模様。

タイトルのとおり、約束ブッチ・・・。今回は 3 重の約束、いや正確には 2 つかな。(1 つは確約してなかったから。) ブッチでした。

  1. まずは、昨日の夜、以前所属していたオーケストラの U さんが口笛コンサートを開くということでお誘いを受けた。これについて、俺は最終的なお返事をしないままだったのだが、体調不良であえなく断念。彼の口笛は素晴らしく、そのまま CD とか出してもおかしくないと思う。是非聴きたかったのだが、非常に残念である。


  2. それから、今日。約束は 2 つあった。一つは友人の結婚披露宴。前々からの話で、しかも高校時代からの親友とあって、ピアノを弾くつもりで準備してきた。が、これは後の話とも関係してくるが、諸事情によってキャンセルしてしまった。でも、ドタキャンではない。俺の沽券に関わることなので、明示しておかねば。もっとも、彼とは今後も親友だろうから、許してもらえるとは思うが、それにしても辛い。この場を借りて、「結婚おめでとう、小林!(目出度いことだから、伏せ字にしなくてもいいよな、小林哲也くん!)」


  3. さらに今日の手帳に書いてある予定。前の職場の I さんの引越しのお手伝い。車を運転する人がいないということで、本当は上のとおり小林の披露宴があったのに、てっきり忘れていて二つ返事で了承してしまった。後になって、そのこと (小林の件) を思い出して、丁重にお断り申し上げたのだが、I さんのご機嫌を損ねてしまった。至極当然だ。因果応報。当然の報い。でも、自分としては、誠心誠意 I さんの引越しの手伝いをしたいと思い、今度は逆に小林の披露宴の方をキャンセルした。ところが、運命の女神とはなんとまぁ気まぐれなものか。風の便りで耳にしたのだが、なんと I さんは、俺が今日都合の悪いということで、別の日に引越しを延期し、しかも業者の手配まで済ませてしまった、というではないか! 俺が断ったときに、日にちの打診でもしてくれれば俺も一週間後の日曜だったら大丈夫、と返事したのに・・・。I さんには申し訳ない気持ちでいっぱいである。


いずれにしても上の 3 件。体調がすぐれなかったのだから、そもそも無理だったといえば、そのとおりかもしれない。いやそう思わないと自分の精神衛生上よろしくない気がするんだなぁ。屁理屈かもしれないし、後からとってつけたような言い訳がましく聞こえるが、これもまた事実であって・・・。


さて、話題は一転。昨日、自分がかつて所属していたオーケストラの演奏会ビデオが届いた。結局去年の秋と今年の春の 2 回、定期演奏会に乗っただけだったが・・・。昨日一本目のビデオを見た。なんだか懐かしかったなぁ。あの頃・・・だいたい今から一年ほど前になるか・・・の自分は若かった。もちろん、今でも若いんだが、何より前の職場で働いていたんだなぁ、とか、あの人と仲がよかったんだなぁとか、この人はいま九州にいるけど元気かなとか、さまざまな感慨が心の中で生ビールの中の炭酸のように、レモンサワーの泡のように浮かんでは消えていく。

オーケストラもいいんだよなぁ。俺としては、楽器を吹くのが何よりも好き。ピアノの伴奏で吹いたり、ホルンが 4 人そろってハーモニーを作るときなんか、背筋が凍るほど (比喩の使い方間違えている?) ぞ〜っとして気持ちよい。もちろん、オーケストラで吹くのも好き。

ただ最近気づいたのは、好きだけでは何事もうまくいかない、ってことかな。好きにプラスして何かないと、だめなんだよ。(自分に言い聞かせている。)


French Wolf |MAIL

My追加