French Wolf の日記
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2000年10月17日(火) 自宅作業連続記録更新中! + ヒノキ風呂の意外な効能

今日も自宅でお仕事。もっともこれは、半分計画的犯行であって、昨日の時点でもうそうすることに決めていた。腰は徐々に回復の兆しを見せているが、まだ完治とまではいかない。そう簡単に治ってなるものか、と腰が主張しているようで、時々痛みを返してくる。なんと生意気なヤツだ。

昨日の夜から、食べ物を口にすると気持ち悪くなる、という新たな症状が追加された。胸焼けみたいな症状が出てくる。なんだかつわりのようである。(つわり経験者に聞かれたらきっと、「つわりをなめるなよ!」と怒鳴られそうであるが・・・。) つねに胸焼けかというとそうでもない。食後に限った話で、どうも処方されている「ムコスタ」という胃薬を飲むとそういう症状が出るような気がしてならない。胃薬で胸焼けとは、なんたることか、けしからん!



さて、自宅作業の方だが真面目に働いている自分に感心してしまう。人が見ていないと必要以上に頑張らなくちゃいけない、と思うのは損な性分なのだろうか。これは、人目につかないパンツこそブランドものの良いものを身につけなくては、というこだわりがある自分と同じ自分だからなせる業なのだろうか? いずれにしても、仕事は家でやる方が能率が上がる気がする。ただしストレスも増える。職場に赴けばそれなりに雑談のひとときがあったり、仲間内での相談事をしながら仕事を進めるが、家で一人で仕事をしているとそういう交流がない。トランザクションのないまま 8 時間を孤独に仕事と対峙した格好で過ごさなければならない。過酷といえば過酷である。


夜の部。腰痛の診察を受けた昨日、医師に「温めて適度に運動すること」を勧められたのでお風呂に入って血行促進をねらった。といっても、前回風呂掃除の最中に腰を痛めた遍歴があったので、今回は風呂の念入りな掃除は割愛。さーっとシャワーで浴槽を流す程度にとどめておいて、バスタブにお湯を張った。もちろん、花●のバブ、ヒノキ味を入れました。

猫舌、猫肌で有名な French Wolf。普段なら絶対にぬるめのお湯に入るところだが、今回はなんだか若干熱めの風呂に入りたい、と魂が叫んでいたので、それに素直に従うことにした。正直に白状すると、熱めのお湯につかるなんて高校、いや中学以来の話かもしれない。もっとも大学時代のオーケストラやその後の市民オケでの合宿で温泉地に出向いたときはこの限りではないが、自分の家で熱いお湯につかる、という意味では、10 年ぶり、いやそれ以上ブリである。体がお風呂のせいでピンクに色づくなんて、まったく久しぶりの経験で新鮮だった。(もっとも酒でクビから上が赤くなることはしょっちゅうだが・・・。)

熱いお湯の中にひっそりと足をつければ何の問題もないことだが、それを動かすと、皮膚の上にあった見えない一枚の薄い皮が引っ剥がされるかのように、熱湯が地肌に触れて悲鳴をあげたくなるような、あの懐かしい感覚がよみがえってきた。そんなノスタルジーに浸りながらも、なんとか熱湯と格闘し (といっても、たぶん普通の人から見たら適温のお湯に過ぎないと思うのだが、そこはデリケートな French Wolf。人様の基準は通用しないのである。)、頑張って肩まで漬かった (予想しなかった漢字が変換されたが、この方が本人の意図を如実に物語っている気がするので敢えて採用! 誤字ではないので、念のため、読者賢者諸君へ)。

おかげさまといっていいのかどうか分からないが、風呂上りに汗をかくという一般のみなさんにとっては極めて当たり前の症状が現れて俺は嬉しかった。んん。もっと正直に言うなら、懐かしく新鮮だった。「そうだ。風呂上りは暑くて、汗をかくのも自然だ」という人生の基本 (!) を忘れていた。今まではぬるま湯のシャワーを浴びて、すぐエアコンガンガンの部屋に入っていたから気づかなかっただけなのだ。自然の摂理に従った自分の生活パターンになみなみならぬ興奮を覚えている French Wolf だった・・・。

腰痛にも効果覿面。そこまで豪語してよいのかどうか分からないが、少なくとも悪化はしていない気配。仕事に関して言えば、今大きな翻訳の編集作業を担当しているため、明日も自宅で集中的に仕事する予定。これで、一晩寝たあと腰の痛みが解消していてくれればもう、言うことはないのだが・・・。


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