■懸命の捜索?/翻訳の前に■
本日、暖かい。
ニュースを見ていたら、岡山で行方不明の姉妹が、遺体で見つかったとのこと。「懸命の捜索が続けられていましたが…」と言っているが、発見場所が、祖父宅から1.5kmという距離を聞くと、本当にちゃんと探したのだろうか、と思ってしまう。雪に埋もれていた可能性もあるそうだが、犬に頑張ってもらえば、もっと早く見つけられたんじゃないかと…。
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昨日発注しておいたスーツを取りにいったついでに、一太郎を買ってしまおうと目論んでいた。ところが、学生証を持ってくるのを忘れてしまい、結局購入せず。一太郎に若干の興味があるのは勿論だが、今回は、セットで売り込もうとしている翻訳ソフトに、さらなる興味がある。
ところで、日英翻訳において、気をつけなければならないのは、翻訳の精度がどうのこうのと言う前に、「使用者が、適切な論を展開できるかどうか」である。ソフトは、一対一の訳語しか与えてくれず、英語的な論法に訂正してくれるということはない。つまり、日本語で書く時から、英語の論理展開の仕方で書いていかないといけないということだ。
日本語というのは、1パラグラフに、いろんなトピックが混じることも少なくない。英語では、基本的にそれが無い。ものすごい簡略化するが、英語だと、「私は〜と思う。なぜなら…だからである。例えば、○○のような事例がある。そういうワケで、私は〜と思うのである。」という感じで、1パラグラフに1トピックだけしか含まれない。こういった文の組み立て方が違うことを知った上で、日本語を書かないと、英語に訳させる効果は得られない。この日記の如く、好き勝手に書いて、訳させてるうちは、相手側には、あまり意味が伝わらないというコトです。
日本語・英語、各々の文章の特徴をある程度分かってないと、この先、精度がどんなに向上しても、日英翻訳する意味は無い。本を読んでお勉強、というのがイヤならば、英文のニュースサイトやらを英日で訳してみて、どんな案配で文が並べられているかを眺めてみることから始めるべきでしょうなあ。
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