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2001年08月17日(金)
■真紀子に問う3−何を優先させるべきか−■

 今日も、朝から夏祭りの準備。

 何をやったかと言いますと、夏祭りを告げる「のぼり」の設置と、見世物小屋の設営。設営ということは、木材を組んだりして土台を作ることから始まるわけだが、まず最初にすべきことは、蔵からその木材を運び出すことであった。
 で、車ですぐ近くの蔵まで出向き、木材やその他の材料を積んで、2・3往復。薄っぺらいのに、意外と重いベニヤ板の運搬には手間取った。作業の終盤は、握力が半減してましたな。

 まあ、そんなワケで、今日もずっと作業・作業・作業。このこと自体に、何も文句を言う気はないけれども、ここで言いたいのは、

「現場にいきなり行かせるのはダメだ」

ということである。

 これを決めたお役人たちは、「介護の現場で実際に介護を体験して、そのシンドさを知れ」ということを目論んで目指してるんだろうけど、現実は、現場は迷惑しまくり、学生は戸惑いまくるという現状があるんです。

 これでは、電波少年と同じレベルのお話です。

 提言とまでは言えないが、「介護等体験」だからって、何も現場に行くことにこだわる必要はないのではないか、と、思うのであります。いきなり現場に放り込まれてアタフタするよりも、専門学校なんかに体験入学し、訓練を受ける方が、数億倍の効果が得られるのではなかろうか。

 例えば、最初の3日間は、専門学校で集中訓練を受け、残りの2日間は、実際の現場でささやかながらのお手伝い・介護体験をするというのは、どうだろう。ちょいと無理がある日程であるような気もするが、現行の日程よりはずっと優れている、と、自分で言うのもアレですが、私はそう思います。


 効率が悪すぎるんですよね、真紀子さん。


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