Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
DiaryINDEX|past|will
2013年04月10日(水) |
Jazz Tokyoに書き始めた神野さん |
等々力不動。
今年はじめて月光茶房へ。
入店すると、おとといFaceBookで「ファミレスの食材はあぶないぜ、飢餓感が健康をつくる」と書きあっていた磯田さんがビールを飲んで話していた。「ただくん、今のジャズはどれかね」と問われたので「現代ジャズランキング102でトップに掲げたトーマス・モーガンです、菊地雅章サンライズのベースです、昨年TPTトリオで来日してました、モチアンが・・・」と応じてたら、オタクだと言われた。
磯田のおじさんはサンタナの22面ジャケ、ミルフォードグレイブスを制作したのだと説明していたら来店していた若者がミルフォードグレイブスが好きでFBお友だちに。
Jazz Tokyoに書き始めた神野さんと30年ぶりくらいに再会した。当時は大学受験浪人生だった。その後気象大学校に入学してすぐに東京大学に入学したらしい。おれと4・5回会ってるの?おれ、失礼なこと言わなかった?早稲田のジャズ研にいた竹澤くんと仲良しだったのかー。Jazz Tokyoの方向とかオーディエンスについての見解を、ということだったけれど、わたしはタガララジオを書ければそれでいいんですとしか言えない。ジスモンチ親子の感想をききながら、公演レビューはそれをそのまま書けばいい、冴えなかったとか思ったことをそのまま書けばいいと。
ECMの新譜をひととおり聴いたあと、福島恵一さん推奨ディスクをかけて、これを聴くと耳の野生が、耳のフォーカス能力が、と、店主とともに熱い口調で。
聴いたあと、目の前の厨房から聴こえる物音がすごいパースペクティブで迫ってくる体験を、神野さんも同時に感じたらしく、「ね、聴こえるでしょう?普段、自在に周囲の音を聴いているつもりで生活しているけど、どんだけバイアスかけて耳を不自由にしているかわかる!」と驚きあった。福島さんが批評しているフィールドが突出しているんだ云々と盛り上がる。
アイヒャーはトーンマイスター資格保持者だった。ヴァルムルーの世田谷ピアノソロ公演は響きのエキスペリメンタル追及のものだった。ECM後継者はプーさんリスペクトで期待できる。
西山瞳新譜CDを買いにタワレコに駆け込む神野さんを降ろして、渋谷から山手通り。ラジオ深夜便のテーマが流れる。このフルートは心の故郷みたいだな。
|