Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2012年12月22日(土) 「信心獲得」をなさった茂利宗玄師




この説教「信心獲得」をなさった茂利宗玄師は、口調から声質、ありがたさまで、まったくもって高田渡だ。

たまげたぜよ。なんまいだぶ、なんまいだぶ。

えー、おかげさまによって、今年も、どうにかこうにか、こうして達者で置かしていただきまして、皆さんがたと、今日も、出会いを持たしてもろうたことを、心の底より、喜んでおる次第でございます。


世界標準の現代ジャズ定点観測イベント、いよいよ第8回目、2012年第4四半期(10〜12月)に益子博之が入手した音源からセレクトされたトラックを聴きあうひととき。同時に発表する年間ベスト2012の世界発信は2年目になります。今年は、どんなラインナップの結果となるでしょう。都会の隠れ家、現代の文化発信基地とも言える喫茶茶会記にて。

益子博之=多田雅範 四谷音盤茶会 Masuko/Tada Yotsuya Tea Party Vol. 8
2013年1月27日(日曜日) 18:30〜21:30 開場18:00 
会場:喫茶茶会記(四谷三丁目)http://sakaiki.modalbeats.com/
料金 ¥1200 (1ドリンク付)

1年前、この会が年間ベスト2011を発表して、それが世界レベルの証明になったいきさつや、福島恵一さんや原田正夫さんのレビューはタガララジオ24(http://www.jazztokyo.com/column/tagara/tagara-24.html)から激しくご参照いただきたいです。また、益子さんによる10作レビューはミュージサーカス「2011年に聴いた10枚」(http://homepage3.nifty.com/musicircus/main/2011_10/tx_6.htm)に寄稿いただきました。

「同期/非同期」「レイヤー構造」の問題系の嚆矢が実はモティアンではなかったか (益子)

この視点は、わたしたちが最初に会って即座に互いに共有していた認識です。あれ?日本語としておかしくない?そしておいらは、目を白黒させていろいろ彷徨ったり言葉を選べなくなったり、ユリイカと叫んだりした挙句に、最初にピンときていたことが正解だったということは、よくあるかも、馬券の結果も恋も現代ジャズも。

現代ジャズ年間ベスト2012は。あたしゃ、プーさんと橋爪亮督グループの1位2枚でんな。ティム・バーンやマルク・デュクレという90年代の超獣の切り込みも鮮やかだった。前回のタガララジオでYouTube1曲だけのリバース・ブルーだって入れたい。アイヴィン・オプスヴィークのオーヴァーシーズIVなんて未踏ポップの領域にも、だし。あ、タイションのユニットもあったな!



track 229 ミズリー Misery (1:49) / The Beatles

You Tube > http://www.youtube.com/watch?v=5rtg2JE8NqA

気分は1964ビートルズ。これからすごいことが始まる。

ピアノの音場がレーモンドルフェーブルみたいな投下で別世界から響く。今さら、それにドキドキ。

ミズリーという名の女の子の歌だと思ってたさ、つまんない歌詞なのね。ビートルズ213曲のどの曲もナンバーワンになってきたおれの心のヒットチャートだくらい思ってたけど、ミズリーははじめて。はたちの女子にかわいいなーどんなおかあさんになるんかなあ、なんて思ったりすること、あるねんよ、51やけど、わし。そんな瞬間に、どこからともなく頭の中にミズリーが流れてきた。曲の短さ、あっけなさ、という点でもそんなかんじ。

おれの人生の夕暮れを祝福するようなイントロのギター・ストローク!

すごいことは始まるわけがない。



Niseko-Rossy Pi-Pikoe |編集CDR寒山拾得交換会musicircus

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