Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2012年01月16日(月) |
岩見沢で観測史上残る遭難する国道!豪雪 |
母親の容体急変につき、札幌の病室に24時間体制で寝泊まりしている。
そんな、病院にて最期に近づきつつある母親と個室で二人きりで付き添うなんて、ぜったい無理だわ!と、思っていたんだけど、さ。
おふくろを、エスコートして一歩一歩天国への階段を昇ってゆくというのも、オツなもんだいねえ、と、じつに居心地の良いマットレス、たぶん介護専門用品で7まんえんくらいしそうだ、これに、横になって、オノヨーコ、ジョンレノンのポートレートみたいな風情で、備え付けのテレビで大相撲中継や、岩見沢で観測史上残る遭難する国道!豪雪のニュースに盛り上がり。ツェッペリン4、タワレコで買ってきてよ、ねえ。
初日から病室の主にこっちがなってしまって、寿司おりや烏龍茶ひろげながら、中学んときの2年後輩のガールフレンドが、3人の娘さんを連れてきた、おお、45年ぶりだねえ、でも顔がわかんねえ、しかし!娘さんが45年前のマアちゃんそのままじゃないかあ!いまからオジサンがパパになろうか?
外は吹雪。
十数年まえに亡くなっているユキばあちゃん、おふくろの母親、が、迎えに来てると、天井に向かって手をあげている。ああ、うれしいなあ、ばあちゃんに会えらあ。
おふくろ、おふくろが今度は赤ん坊みたいだな、憶えているかい?おれが1さいのとき、宮下の借家の階段でよ、と、話しかけたら、ニヤッとじつに楽しそうに微笑んだ。ほんと、人生は一瞬だなあ、おふくろの言うとおりだなあ。
そんなおふくろのそばで、早朝から「あいまいまいん」をよだれをたらしながら観ているのはお釈迦さまにも内緒だ。
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