Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2011年03月19日(土) |
四谷ティーパーティー 編集CDR『えんそく 2011.3.12』 |
来月4月16日(土)14:30-18:00に四谷三丁目の喫茶茶会記で Yotsuya Tea Party 四谷ティーパーティーという音盤茶会を開催します。
昨年、益子博之さんが四谷いーぐるで行なった「NYダウンタウンを中心とした2010年上半期の新譜特集」■、そうそう、この冒頭の4曲、ベストヒットUSA現代ジャズみたいなもんだ、ぎゅっと手を握っていたのですわたくしめは。
「冒頭の4曲は、現代ジャズの横綱ナンバーの揃い踏み、です。個々のミュージシャンの経歴とジャズ史の遺産継承が沁み込んだ現在が聴こえている。おれなんかこの10年ちかくすっかり新譜マニア小僧ではなくなってしまっていたわけだけど、それでもこの19曲にセレクトされた演奏家たちは、10年まえから、もしくはこの10年、それぞれがつながり、また、レーベルという視野を担い、全体としてはダウンタウンニューヨークシーンの基底を形成していることが見えるものだ。浦島太郎なおれでも、これらのミュージシャンのつながりは驚いたり納得しながら、読めた。おいらの耳はアヴァン/フリー/抽象から、モダンジャズに近いほうへシフトしているので、こういうのはもういいや、というトラックもあったけれども、それは単なるおいらの好みである。」
それで2010年下半期も期待していたのです。その後、よってたかって口説き落としてわがmusicircusに益子さんのベスト10■を掲載することができました。
そしてついに、益子さんの新譜特集がここに事実上継続されることになりました。ばんざい。この四谷ティーパーティーは益子さんとわたしの連名主催となっております。 喫茶茶会記さんからわたしのプロフィールをということですが、・・・ 「タガララジオ Niseko-Rossy Pi-Pikoe 多田雅範 ECM愛好現代ジャズ浮遊層モチアンメソッド評議委員」です。
実体は日夜編集CDRを大量に作っては自分で聴いてはあはあと息をしている虔十公園林■みたいな?美化しすぎか。こないだ福島恵一さんと原田正夫さんに差し上げた編集CDRの曲目は以下のとおりです。すいませんでした。わたしだけが盛り上がってしまいました。何度も聴きながら、かーたまんねー!と夜更かしするわたしをお許しください。
編集CDR『えんそく 2011.3.12』 曲目
01. January / Ornette Coleman, David Izenzon, Charles Moffett from 『Who's Crazy』 1966 02. Roses For You / Carlos Bica, Frank Mobus, Jim Black from 『twist』 (enja) 1999 03. Landslide / Fleetwood Mac (Stevie Nicks, vo) from 『Fantastic Mac』 1975 04. Futile Devices / Sufjan Stevens from 『The Age of Adz』 2010 05. Wednesday June 6th, small library in the suburbs of Blois with the children of the projects. (2:15) / Michel Doneda, Tetsu Saitoh 2002 06. Since I Left You / The Avalanches from 『Since I Left You』 2001 07. 八つのころに 08. 結婚の夜に 09. 四十のときに / 沢井一恵、太田裕美 作詞・作曲:高橋鮎生 from 『目と目』 1987 10. A Life Unfolds / Kurt Rosenwinkel Group from 『Remedy : Live at Village Vanguard』 rec:2006 11. Walrus Walrus 12. 雪ヶ谷日記 / あがた森魚、らいおんめりぃ 2001 13. Imaginary Symphony of the Air / William Breuker Kollektief from 『SARAJEVO (SUITE)』 1994 14. Souvenir / Orchestral Manoeuvres In The Dark from 『Architecture & Morality』 1981
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