Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2011年01月08日(土) |
橋爪亮督4=宮野裕司as,吉野弘志b,池長一美ds @ノー・トランクス No Trunks (国立) |
12月に新宿ピットインでツインギター編成、橋爪亮督(Ts,Ss,Loops)市野元彦(G)馬場孝喜(G)吉野弘志(B)池長一美(Ds)、を聴いて、 タイコの池長一美に激しく注目していたのですが、 今日は、2年前に平井庸一グループのガボール・ザボ・トリビュートで増田ひろみとともに2アルトを聴かせたマイスター宮野裕司との、橋爪亮督カルテット、タイコ・池長一美、であるからして、これは聴き逃すことができない。
演奏が始まって最初の数秒で今日は特別なライブ、大当たりのライブであることがわかった。 こういうのはすぐにわかる。至福の2セットでした。
コニッツ、マーシュではないけれど、これだけ水準の高いアルトとテナーが重なってクルクル目がまわるような響きの生命体は得がたい。
それにライブでのこの響きの豊饒さ、は、CDでは無理なのだ、といえば、当たり前すぎてお話にならない。
アルトの宮野さんとテナーの橋爪さんは22さい差の同じ岡山の高校出身で、橋爪さんは高校のブラスバンドで宮野さんの姪っこさんがクラリネットで一緒だったという。
おれは今年から2管だ。
2管耳男だ。
この2管をパーマネントで聴き続けたいと思っていたら、ノートランクスの店主も予想以上にすばらしいのでもう一度演るべきだとアナウンス。
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