Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2011年01月07日(金) |
高橋悠治×茂木健一郎 「他者の痛みを感じられるか」 |
高橋悠治×茂木健一郎 「他者の痛みを感じられるか」 テキスト>■
以前なにかの機会でこの対談を視聴したことはあったんだが、こうしてテキストで読みなおすと、すごい応酬をしているのだな。
科学と芸術の対決、「高橋悠治は全世界の芸術家を背負って代弁しているかの凄まじいものだ」とスヌスムムリク公爵。
血みどろになって闘う高橋悠治・・・血みどろは手負い傷があることか、適切ではないな・・・ 高橋悠治。さすが高校生時代にすでに教師の丸谷才一を超えていたと言われる天才。
とにかくおれはもっかいよく読まなきゃ。
「なぜ、そう言えるのか。」
わたしなぞ、わたしと同じように感じるひとがいる、わたしの言葉のつかいかたと同じで、という、はなはだ甘えたもっと言えば暴力的な、白痴的な信憑性に寄りかかって、堂々としてしまう。言葉で、哲学で、芸術をとらえるのは土台無理がある。無理があるのに、それでも伝えたいとするならば、やはり慎重になるのが倫理というものだろう。
だが、言葉はわたしの言葉だ。誰かの言葉と響きあうのに辛うじて出来ていないか。ほんとはおそれつつもジャンプして、
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