Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
DiaryINDEX|past|will
2009年12月22日(火) |
『Apti / Rudresh Mahanthappa’s Indo-Pak Coalition』 |
もうおいらCD買わない!いやCD買えない、と、宣言していた翌日にディスクユニオン新宿店になんぞ行ったこと。 半分後悔しています。コニッツ入りヤコブ・ブロは買って良かったんだけど。
『Apti / Rudresh Mahanthappa’s Indo-Pak Coalition』 (innova 709) 2008 1曲目のアルトサックスの出だしのトーンにのけぞる。「いったいナニをしようとするのだ?」この音程のたどりは強力に魅惑的。 しかし、サックスのコントロール能力ががさつというか解像度低し、かなしきかな。 じき、タブラとギターが入ってきて、(あ、なんだインド音楽とのジャズか・・・)と枠組みがわかってしまうと、じつに不自由な旋律運動でしかないもので、このインド系アメリカ人のサックス奏者のふたつのアイデンティティの相克を想像してみたりもするが、つまんないものはつまんない。 ECMにもこういうのあったな、ガルバレク、マクラフリン、ザキール・フセインの『Making Music』だな、これは演奏力自体で音楽は高度に支えられている今聴いても楽しめる名盤だと思う。それに比べると、まず下手、そして一本調子。 ずいぶん評価高くない?>■
はー。こゆのに2000えんなにがしを支払ったかと思うと、じつにめげる。
|