Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2009年12月21日(月) |
ヤコブ・ブロの新譜『Balladeering』 |
日記再開。 日記でも書いておかないとおれは生きていなかったことになるみたいだぜベイビイ。 この3週間、微熱と断続的な倦怠感、それになによりも「ごほごほせき」と「たん」の発作!で、いよいよ初老チューニングかよ。 気管支炎、肺炎のうたがい、はいがん、とにかくタバコが吸えないと音楽が聴こえないんだからさ、たのむよ。
月光茶房でエイハブ船長とお月さまと3にんでCDやLPをかけまくっていたら コニッツの入ったヤコブ・ブロの新譜『Balladeering』なんてのに出会ってしまう! コニッツって何歳だい?27年生まれ!スタン・ゲッツとジョー・マネリと同じ生年!82さいですって? タイコのモチアン31年生まれ、78さい。
ここ20年というものはポール・モチアンが拓いたフィールドで、共演を通じて若手がどんどん化けていってて、 この浮遊するタイム感覚、即興の可変領域の複次元化、個の生成・成長・消滅を含んだサウンド色彩・図式の多様、 なんてフレーズがするすると書いてしまうような雲のような状態のもの:クラウド・コンピューター、 瞬時瞬時にプレイヤーが持ち込む体臭なり言語なり引用なり雰囲気なり態度なり現代性なりに 聴く者がふらふらになってしまう事態というのが「ジャズの特別な価値」であったりするのではないだろうか。
Jazz Tokyoの年間ベストが発表された。おれが『ニューヨークデイズ』を挙げておかないと誰も挙げないだろ。 今村さんが『カートグラフィー』を挙げている。そうだよ、これがあるんだったら、おれもこれだ。
品川の長女と三鷹の長男を連れて武蔵小山温泉へ行く。中華料理屋でレバニラ定食をたべる。 シーサイド品川のジャスコでみかんや食料品の買い物をする。 長女にピンクのトミーフィルフィガーの腕時計とセラミックくだものナイフとルミネの防寒くつした。
ディスクユニオン新宿店に行くと怪人四浦兄が「これからアルトかもしれませんぜ」とおすすめCDを出してくる。 まー30年も通っているとおいらが喜びそうなアイテムをするすると出される境地になるもので、さすがプロだなあ。 トニーマラビーのクリーンフィールドの新譜はまだ入荷してないとのこと。
コンポスト編集長益子博之さんのNYシーンを紹介する講演@四谷いーぐるは 1月16日(土)に決定したとの報せを受ける。現代ジャズを受信する最大の情報源である氏の講演は聴き逃せない。
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