Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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ECM40周年のイベントで、まもなくアイヒャーに対して公開質問の時間があるという。 Jazz Tokyoからは若き特派員が渡欧しているが、おいらに質問はあるかというので、 以下のテキストを12分で速攻で返球する。
アイヒャーへの質問
80年代に日本でECMファンクラブをやっていた1961年生まれの者です。97年にECMを1001番からすべて通して聴き、今年は2度目の挑戦をしています。テイルズ・オブ・アナザー、ノーザン・ソング、タブラ・ラサ、エレジー、モリムールなどに特別なものを感じます。リクエストしたいミュージシャンもたくさんいます。それはさておき。(ここは早口でまくしたててください)
以前ラルフ・タウナーにインタビューしたときに、ビル・エバンス以前の音楽体験をお聞きしたところ、ストラヴィンスキーのほかに、子どもの頃はスパイク・ジョーンズの音楽に歓んでいた思い出を話してくださいました。タウナーの音楽の謎に触れるようなお話でした。
お聞きしたいのは、音楽教育を受け始める以前の音楽の記憶についてです。またお父さんやお母さんからの音楽的な影響または体験について、お話が聞ければうれしいです。
(もしリクエストしたいミュージシャンを問われることがあれば:早口でまくしたててウケを狙ってください!) リクエストしたいミュージシャンは、クラシック・ピアニストのセルゲイ・シェプキンとケマル・ゲキチ、ガース・ノックスとリコーダーの鈴木俊哉(すずきとしや)、ピアノのBaptiste Trotignon(バチスト・トロティニョン)、ブノワ・デルベック+マーク・ターナーのユニット、ミシェル・ドネダとトーマス・ストローネンのデュオ、斎藤徹と千野秀一のデュオ、ブルーノ・シュビヨンのソロ作品、日本の作曲家・三善晃の「合唱とオーケストラ」編成の作品、亡命前のアファナシエフが友人のウラジミール・マルチノフと旧ソ連で聴いていた能の音楽、などです。
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