Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2009年10月18日(日) |
稚内の奇跡のバンド、ガリレオ・ガリレイというのも要注目 |
手があいたらJazz Tokyoにジャズの連載コラムを書くことにしていて、 きっかけは「ターナー、ポッターが現代ジャズの2大サックス奏者であることは間違いない」と断言しきっていたここ数年、 ジャズサイトCom-postの益子博之さんのトニー・マラビー盤のレビューを読んで、YouTubeの動画を観るなり 3大サックスじゃないか!と、それを表明したいと思ったこと。
J−POPでは相対性理論、凛として時雨、ラドウィンプス。洋楽ではスティアン・ステーブンス、ルーファス・ウェインライト、アントニー・アンド・ザ・ジョンソンズ。クラシックピアニストではセルゲイ・シェプキン、ケマル・ゲキチ、寺嶋陸也、マリア・ジョアン・ピリス、菊池洋子。ジャズサックスではマーク・ターナー、クリス・ポッター、トニー・マラビー。そんで、小沢健二、三善晃、あがた森魚、菊地雅章、ポール・モチアン、デヴィッド・シルヴィアンの音楽を奇跡と断ずる2009年10月のわたくしであります。
おっと稚内の奇跡のバンド、ガリレオ・ガリレイというのも要注目。
バンド「相対性理論」を聴きながら、家族5にんで伊勢崎スマークへ2週連続の回転寿司。 もう聴いたひとはみんな中毒になっている相対性理論■。ネットで調べてみたら、すでに大友良英や湯浅湾(湯浅学さんがメンバーのバンド)が対バンしてたり、すごいことになっています。
おれははるかむかしのイカ天でブランキーやジッタリンジンが出たときを想起してて、ジッタリンジンが暗示したポジションにずっぽりと入って進化してしまったような存在というふうにこの相対性理論を聴いたのであったが。もちろん、そんな単純なもんではなさそうである。
それはさておいて。Jazz Tokyo■に久しぶりのニセコロッシコンサートツアーを13と14をダブル掲載、コンサート評も1本、つまり合計11本のコンサート評を載せた。
コーラを飲みながら長男とカルミナ四重奏団を聴きながら深夜の関越自動車道をとばして帰宅。 ラヴェルの弦楽四重奏の第二楽章はいつ聴いても音楽の魔法に満ちているものなのね。
ヤロン・ヘルマン・トリオを聴いてきます。タイコのジェラルド・クリーヴァーを聴こうかな・・・、おいおい、来日メンバーが変更になっているではないか。
バンベルク交響楽団 ブラームス・チクルス第1夜 2009年10月17日(土) すみだトリフォニーホール
指揮:ジョナサン・ノット
ブラームス:交響曲第1番 ブラームス:交響曲第4番
ドイツの伝統、バンベルク交響楽団。重厚かつ黄金の響きを期待して出かけたのに。 たしかに響きは素晴らしいものだった。しかして、このちゃかちゃかとしたテンポで、ならばドイツの精神性といったものの行方は? おれにしてみればパッパカパッパカと巨大な恐竜がダンスをしているような驚きのほうが大きかった。 グローバリゼーション時代のブラームスは、アメリカナイズされたとまでは言わないが、無国籍な無臭なものとして届いた。 いろんなものを捨てた、または排除した、そこから立ち上がるブラームス・・・
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