Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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hitomi 体温 ■ 窓に映るコンプレックスなんてさ 笑いとばしちぇえばいいのに すべてをマジメに受けとめちゃう悪いクセも いろいろな人ゴミのなかで この手に得てく少しのもの どれだけ暖めていくこと できるかな とおい過去に置きわすれてきた 素直さ この糸でつなごうよ いつかは閉ざした扉から たくさん ひかり あふれる (作詞:hitomi 作曲:渡辺善太郎)
この糸でつなごうよ、は、この意図でつなぐよ、と、ただしく聴こえる。 「体温」という秀逸なタイトルの選定もいいです。この曲の映像は本来であれば雪の中のはずです。
ふりつづく中をランドセルをしょって家へ帰る踏む長靴の雪音を
デヴィッド・シルヴィアンがデレク・ベイリーを迎えて制作したBlemishによって レーベルSamadhisoundを告知した2003年の 買い物カートを雪のなかすすんでゆくイラスト。■
それはブルース・コバーンの『雪の世界High Winds White Sky』だと思った。
ひとはどのように不屈の精神というかまじめで無口な精神を得るのかわからないけど ふりつづく雪を見上げていた函館の郊外の小学生だったおれは そのころ雪のなかを労働組合運動に身を投じようしていた20代後半のサラリーマンの子どもだった
小山薫のヴァイオリン協奏曲を聴いて天空の雲の上に観音様が見えたとき、 それは作曲者が意図した観音様のヴィジョンだった。 そして、雲のしたでは雪が降っていたのだ。 この音楽について、どういうふうにことばにするのか、ただ、 「芸術とは、思い詰めるものなのだ」と
(やまのうえの雪の画像をはやくおくってください)
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