Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2009年06月16日(火) |
水野信男著『ユダヤ音楽の旅』付録CD1曲目のArt Shryer's Orchestra1929年の録音 |
ミルトスから出ていた水野信男著『ユダヤ音楽の旅』■の付録CDの1曲目に収められていたArt Shryer's Orchestraの1929年の録音が面白かったんだ。 ユダヤ人の音楽を始めるときの前口上がとくに。 なんかその語り口って、ジョンレノンが『Let It Be』でGet Backを歌ったあとに似てね? さがしてみたらArt Shryer's Orchestraの音源がころがってるでねーの、ユダヤ音楽の原液の濃さ> ■ CDだと、これ> ■
そのGet Backだけど、Get back to where you once belongedて、思わされたなー。 ぼくたちのサイトmusicircusでの2008年ベスト10で長井明日香さんが「気に入った曲を親の敵の如く聴きまくる」と書いてて。 「好きな曲だけを具合が悪くなって吐くほど聴きまくるのがキホン」だったおれを取り戻したんだ。
編集CDRの基本姿勢はそれかもしれんし。あと、曲順のマジックね。選曲のロジックね。そこに正しいモンなんてない。
月に何度か編集CDR中毒になる。このところスランプつづきで失敗ばかりだ。ほんとにむずかしい。旬に聴こえたトラックもみるみるまに鮮度を失う。それ、単に飽きてしまうだけ。おー、こわ。せっかく回春しても持続しないトシのせいもあるやな、そこかよ。まあいい。
ラジオのように。田柄通りから発信するラジオのように。『タガララジオ』というタイトルで編集CDRを作る。今夜はこれであそぼ。 2曲目にそのArt Shryer's Orchestraを入れてみたぞ。
タガララジオ 2009.06.15
<A> 01. 謎謎 / ラドウィンプス Radwimps 2009 02. Dem Rebens Tanz (Rabbi’s Dance) / Art Shryer’s Orchestra 1929 03. Golden Feathers / Gustaf Spetz 2009 04. 愛の願い Love Me Please Love Me / ミッシェル・ポルナレフ Michel Polnareff 1971 05. Counting Texas / Pat Metheny Trio → Live 2000 06. gobbledigook / Sigar Ross 2008 07. Goldberg Var, BWV 988: Var 5 / Andras Schiff 2003 08. Goldberg Var, BWV 988: Var 5 / 高橋悠治 Yuji Takahashi 1976 09. If I Fell / The Beatles 1964 10. King Poter Stomp (Jerry Roll Morton) / Gil Evans intro: Julian Cannonball Adderley 1958 11. Buddy / 小沢健二 1997 12. Don’t Marry Her / The Beautiful South 1996 13. 木綿のハンカチーフ / 草野マサムネ 2007 14. After The Fact / John Scofield 1996
<B> 15. Ain’t That Peculiar / Japan 1980 16. Poverty And Its Opposite / Arve Henriksen 2008 17. 恋の花 / 吉井和哉 2006 18. The Angry Giant / Mark Zubek 2009 19. Powerhouse / Joe Lovano Us Five 2009 20. Go Down Moses / Louis Armstrong 1958 21. 或る雨の午後 / 菅原洋一
<C>
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