Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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昨夜の平井庸一セクステットCDデビュー記念ライブ@新宿ピット・イン夜の部!に感慨と予想を越える感動だ。 平井庸一(G)、増田ひろみ(As)、橋爪亮督(Ts)、カイドーユタカ(B)、蛯子健太郎(B)、井谷享志(Ds)、ゲスト:都築猛(P)。 たまたまCD録音日に欠席したピアノの都築猛はゲスト扱いになるのは実体ではない。つまり、彼らは正確には平井庸一セプテットである。 いやHirai Youichi Lennie Tristano to Gabor Szabo Too Cool Jazz Projectだな。 で、フロント4にん(テナー・アルト・ピアノ・ギター)+2ベース+タイコ。
それでだなー。いろんな聴きどころあったと思うんじゃが。
・・・フロント4人が同時に奏でてる時間の至福・・・。
こういう時間の持続があったか。今までここまでかっちり魅せて聴かせることはなかった4人同時のインプロ境地。4者4様。四人の菩薩さまが舞うよう。 そんで、橋爪亮督のテナーがとんでもなく素晴らしい境地に達していることにも驚愕した。もちろん平井・増田・都築も見事。 まじ、こいつらすごいグループになっている。
会場には音楽評論家の益子博之さんが来ていた。 益子さんに注目されたらしめたものだと思う。 ゆうべ検索したらこういう記事があった>■。 益子さんと八田さんのアンテナで現代ジャズ・ジャーナリズムが構成されることを期待しないわけにゆかない。
いやー、元気でた!
ジャズが素晴らしい音楽であることをもっとたくさんのひとに知ってもらいたい、と、夜空を見上げ、そしてじっと手を見た。
今夜は「柴田南雄の遺したこと−没後12年メモリアルコンサート」を東京文化会館(上野)へ聴きに行く。 柴田さんは80年代後半にシュニトケやグバイドゥーリナ、ペルトなどの現代音楽系の新しい才能を記述した評論家でもあった。 また、山下邦彦さんが『楕円とガイコツ』などで示した楽理的なコードの謎を先行して示してもいた存在。 作曲家としての柴田南雄さんをほとんど聴いてこなかったので、とても楽しみだ。
おれは感覚的にマルバツを言えるだけで、楽理的な知識や史的な教養が欠けている。これからも素手でやってゆくつもりであるけど。 そうですね、読者のメールで言われたけど、最近おれ、ミスチルを書かなくなったです。ぜんぜん聴いてないんです。
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