Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2006年12月26日(火) 涙のふるさと / Bump Of Chicken 2006.11.22

「会いに来たよ、会いに来たよ、消えちゃうまえに来たんだよ。」 涙のふるさと / Bump Of Chicken 2006.11.22

平易な日本語が描く深いイメージ。
藤原基央くんの声はかっこいいんだー。

このことから、複雑に書き込まれた楽譜が描く陳腐なイメージ、凡庸な声でいくら決めてそのサックスはかっこわるい、を、主張することができる。ぼくが若き日々に師事していた(勝手に・笑)ジャズ喫茶店主後藤雅洋さんが「パーカーは言い切っているのに対し、コルトレーンは言い切れないではみだし続けるイメージがある」との見解を示したときに、耳の視界が一気に拡がった。

作曲家が、演奏家が、持つ、声。

バンプの「涙のふるさと」のタイコは、明らかにミスチルの「ランニングハイ」に欲望して叩いたものである。この触発は、美しく聴こえる。


Niseko-Rossy Pi-Pikoe |編集CDR寒山拾得交換会musicircus

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