Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2006年12月24日(日) |
岩波書店の『山のクリスマス』 |
岩波書店の『山のクリスマス』。本棚に入れときたい1冊でした。
あー。世間はクリスマスでしたね。捕まった万引き浮浪者と失職者のみなさんには、パトカーに乗るというサンタからのおくりもの。
長女が大学で受けている授業で、脳死と臓器移植をテーマにした講義があるという。 実際に。 脳死してても髪は伸びるし、うんこはするし、寝返りのように動くのだし、妊娠すれば子どもが生まれるのだし、その「すー、はー」と息をさせらているからだにメスを入れて、心臓とか肝臓とか腎臓とか、を、取り出して、血がどくどく流れて死体となってゆくさま。 脳死、というのは、生命維持装置によって人工的に作られた状態。 そういえばドナーカードの存在自体が犯罪的であるという論考をどこかで読んだ気がする。『宮澤賢治伝説・・ガス室のなかの「希望」へ』■の中だったかな。 もっかい読まなきゃ。
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