Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2006年12月18日(月) |
『<声>の国民国家・日本』 アンソロジー2の「イエスタディ」 |
NHKブックス(900) 『<声>の国民国家・日本』 兵藤裕己著。■ 目次だけで、興味がそそられませんか?貴重な写真、図版多し。明治期の東京の四大貧民窟の町名を言えるようになりましょう。 序章 声と日本近代 第1章 貧民窟の芸人 第2章 演説・大道芸・浪花節 第3章 声の伝播、物語の流通 第4章 講談速記本から浪花節へ 第5章 「家族(ファミリー)」のモラルと法制度 第6章 物語としての国民 第7章 桃中軒雲右衛門の声 第8章 日本近代の解体 NHKブックスの装丁デザイン版組みはすばらしいとずっと思っていた。 NHKブックスには通し番号がついているんだよね。 もう、それだけで全部そろえて並べてうっとりしたくなるコレクター気質。どうにかならんか。
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なぜかtrfの「サヴァイバル・ダンス」の、 ビートルズハリウッドボウルの歓声(黄色い悲鳴の大合唱)のトーンを上げた効果音、を、思い出してしまう。
アンソロジー2の「イエスタディ」に、ふとなみだ。 正規のヴァージョンよりポールの情緒纏綿とした歌いかたのせいだけじゃない。 45さいになって、中学生のときと同じ記憶の歌詞で30年ぶりに歌った、けど、「ぼくはあんなことを言ってしまってた、とりかえしのつかない昨日」 I said something wrong, now I long for yesterday。
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