Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2006年11月30日(木) 12月1日午前0時33分のお月さま。編集CDR『有心論』。

12月1日午前0時33分のお月さま。
ライフにコーヒーとヨーグルトを買いに行くときは駐車場の夜空を見上げて「今夜はお月さまは出てないなあ」と思っていたんだけど、背中のアパートに隠れていただけだった。田柄通りを戻ってくるとき、光が丘の上空300メートルに浮かんでいた。そのときのお月さまの顔ったらなかった。ちょっとぶんむくれている感じで。

長女から買い出しお出かけのリクエストがきていたので、品川まで出てごはんをたべて、編集CDRを押し付けて帰ってきたんだ。

「奥へ行って根源的になればなるほど伝わる人数は増えるんです。」
「一生懸命やってんですよ。ただの作曲家として曲を切り売りしようかと思うんですけど、それをやったらダメだから、魔法が消えてしまうんで。」
小沢健二の発言、これは『ライフ』94年8月発表のあと96年4月号のロッキンオンジャパンのインタビューから。
小沢健二 - 天使たちのシーン(pt.1) 
小沢健二 - 天使たちのシーン(pt.2) 
小沢健二 - ぼくらが旅に出る理由(Live) 

そ、そ。東京新聞11月27日夕刊、コーネリアス(小山田圭吾37さい)5年ぶりのアルバムの取材で。
「家庭を持ち、子どもが生まれた。生活が変わったことは、音楽にも反映しました」。
「父が病気になり、部屋を整理していたときに、シナトラのレコードを見つけたんです」。
父は9月に亡くなった三原さと志。ハワイアン音楽の大御所、和田弘とマヒナスターズのヴォーカルだ。
「マヒナスターズは、ハワイアンがベースですが、ジャズと歌謡曲を融合させ、民謡のアレンジも取り入れた独自の音だった。僕の音楽は、父の影響が大きいですね」。

編集CDR『有心論』 2006.11.26
01. 「ユリ」の主題 / 三上寛 2002  この演奏力。言葉のちから。
02. 有心論(ゆうしんろん) / RADWIMPS(ラッドウィンプス)  アジカン以降に出るべきして出た新鮮さだ。
03. ギルド / Bump Of Chicken ビリー・ジョエルの「アレンタウン」を連想します。
04. 文句言之末路 / 町田康 この演奏力。
05. しるし / Mr. Children 歌詞は全く共感しませんが、とにかく、運転しながら歌うと気持ちいいです。
06. The Still Steel Down / 安藤裕子 
07. 強人ズイゾ / 町田康 これも『脳内シャッフル革命』rからセレクト。
08. まげてのばして / 中谷美紀 映画『嫌われ松子の一生』、観たいです。
09. 白い恋人達 / 桑田佳祐 2001 
10. City City City / John Zorn, George Lewis, Derek Bailey 82年にユニオン新宿店店員として初めて聴いたジョン・ゾーン。完全即興をポストパンクした感覚を前提にした新鮮な態度。
11. プルメリアの花 / 松田聖子 作曲細野晴臣 こ、こんな難しい曲を、作ってアレンジする細野さんもすごいけど、軽く歌い抜ける聖子ちゃん。
12. 香港ブルース / 細野晴臣 作曲ホーギー・カーマイケル
13. 天国のキッス / 松田聖子 作曲細野晴臣
14. To prostahten mystikos ビザンチン教会音楽 いきなり坊さんのお経音響モードが脅威。ジョー・マネリ〜微分音〜ビザンチン〜お経。
15. 「般若心経」読誦 松原泰道師 くー。たまらんー。

三上寛から始めて町田康を投入し、ビザンチンと般若心経で締める、つう、あな怖ろしや。


Niseko-Rossy Pi-Pikoe |編集CDR寒山拾得交換会musicircus

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