Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2006年11月23日(木) バンプの「人形劇ギルド」を観ました。家族そろって。



勤労感謝の日。
こういう日には、なにがなんでも家族の前に顔を出していやがるな、このオヤジ、と、子どもたちに思われているに相違ない、にしても、ぐうぜんの休みなんだとほんとうは言わないで、そこは、「ふぉっ、ふぉっ、ふぉっ、勤労感謝したいだろうと思って、来てやったぞ、おら!」という態度。

館林美術館。100数十メートルはある芝生といえば。家族が揃ってすることは、ひとつ。
グランプリ芝100メートル、ハンデ戦レース、伝統の「ロヴァ耳記念」。
ハンデ軽い順に、ワガママキヨチャン号、ウミウシズキカナミ号、ラムチャンラブオヤジ号、ベンキョウシロコイイチロウ号、サリュウラブケーマ号。
ゴール直前に矢のように(あれはイナリワン並みだな)オヤジ号を差してグランプリを制したケーマ号であった。

バンプの「人形劇ギルド」を観ました。家族そろって。

音楽とはどういうものであるのか、わかりました。

おざけんがステージで「天使たちのシーン」を歌うときに前方から吹いてきた風、とか、パット・メセニー「Are You Going With Me ?」ライブヴァージョンでひろがる意識、とか、アルバート・アイラー「Truth Is Marching In」、ペルト「ベンジャミン・ブリテンへの追悼歌」、A-Musik「不屈の民(F・ジェフスキー作曲)」、アート・ガーファンクル「All My Loves Laughter」、特撮「アザナエル」、菅原洋一「TSUNAMI(桑田佳佑作詞作曲)」、チャーリー・パーカー・ウィズ・ストリングス「ジャスト・フレンズ」、エドワード・ヴェサラ「コール・フロム・ザ・シー」・・・
・・・いけない、自動記述モードに入ってしまいました。

耳が聴こえなくなった主人公には、その音楽は聴こえました。

たぶんそうだろう、と、ずっとぼくはいまの姿勢で音楽と接してきて、ただかたちとしては漠然としていたのだけど、この人形劇が、ひとつのメタファーを与えてくれたような。これは語り合ったり、楽譜で分析できたりするものではなくて。

ダンボールにCDとLPをつめて中古盤屋の査定に出しました。ウミウシズキカナミ号の沖縄合宿費用と、年末年始に。それに、サリュウラブケーマ号が親倍ツモで麻雀トップをとったから賞金も出さないといけないし。

あ、いけね、ワガママキヨチャン号が作ってくれた「手作りおとうさんありがとう箱お手伝い券付き」をこたつの上に忘れてきてしまった。きよちゃん、ごめんね。


Niseko-Rossy Pi-Pikoe |編集CDR寒山拾得交換会musicircus

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