Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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こないだ宇都宮から1時間ほどの大田原温泉へ。飲める温泉。700えん。 今日は光が丘おふろの王様へ。足腰のしびれ、ふくらはぎの張りには断然の電気風呂。600えん。
運転しながらてきとーにCDをかける。なんだっけ、これ。 ジョン・サーマン、バール・フィリップス、スチュ・マーティンの『ザ・トリオ』2CD。はやくもCD廃盤貴重盤になってしまった。 むかしアナログで聴いた頃は衝撃的なものに聴こえていたのに、ね。
ジャズ・クラシック・マスターピス4枚組ボックスが2種ある。 東京に出てきた頃に通った水道橋の喫茶店スイングで聴いていたディキシーランド・ジャズを浴びたくてかけてみた。 ウイントン・マルサリスは見事だと思うものの、何が足りなかったのかというと、1926年とか1918年とかの録音の持つオーラというものなのだろう。マルサリスのほうが上手いし、音楽は正確で親切である。つい「ホンモノ」という言葉に寄りかかってしまいそうになるけど。
それに、1926年とか1918年とかの録音は、2006年のぼくの耳によって、聴かれているとはたして言えるのだろうか?
マディ・ウォーターズの最初期41〜42年のプランテーション録音の「カントリー・ブルース」に、いきなり耳が反応しすぎる。ジャズ・即興の耳で、ばりばりに感じまくってしまうのである。なんつう凄い演奏なんだ。2006年の極東の日本国において45さいのオッサンが聴いている41年のマディ・ウォーターの演奏は、聴かれているとはたして言えるのだろうか?
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