Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2006年09月13日(水) 小山清茂作曲「管弦楽のための木挽歌(こびきうた) (1957年)」

どういうわけか、カーソルを置いて入力しはじめようとすると、画面に自動的に半角の記号がウジウジウジと走りはじめるのだ、このパソコンは。キーボードの接触面がコーヒーなどの汚損による腐敗でこうなっているのであって、轢いた動物たちの呪いではないです。でも、たばこをやめようと考えると頭痛がしたり、そいえばひだりあし中指裏面第二関節に発したみずむしは完治したので。カンチ!。リカ!。あの日あの時あの場所できみに会えなかったら。今月の4台ケータイ代、27323えん。おい、政府、家計におけるこの出費、なんとかしろ。国民は、毎月13まいのECMの新譜が買えるようになるのだぞ。おい、中2の次男、ケータイでエロ画像クリックしてやーさんから電話されてんじゃねえ。いずれにしても、機械の機嫌がいいときに日記を書くしかない。

ついに。野球のグローブとボールを購入した。9せんえん。小学校5年ときにおやじとキャッチボールをして以来、ボールを投げてない。駐車場で壁にあてて遊んでみたら、どこに飛んでいくのかわからないこのスリリングさ。寝起きのオヤジ45さいがジジシャツとステテコとサンダルでボールを投げる。とんでもない方向へ飛んでとなりの駐車場のミニバンに当ててしまう。田柄通りまでまわってとなりの駐車場までグローブをしたまま駆けってボールを取りにゆく。通りの歩道で、ベビーカーを押した若い母親とばったり。おれはかわまたぐんじじゃないないぞ。ぜんぜん安全な人間だぞ。KANの歌「健全・安全・好青年」ではないが、健全、安全、好中年だぞ。そんなフリーズした顔をしないでほしい。

学研のベスト教科事典と題されたカセット、入手経路不明、を、かけながらおちゃわん洗いをしていた。小山清茂作曲「管弦楽のための木挽歌(こびきうた) (1957年)」という曲が流れる。木挽きをする掛け声の節まわしを中断させながら管弦楽が不協和音をプワッ!パオッ!と響かせるだけの、逆にシンプルかつ前衛的な作品で、ときめいた。たまたま前夜に聴いた『ブーレーズ・プレイズ・ヴァーレーズ』の残響まで聴こえてきたのだから、おちゃわん洗いは楽しい。やっぱりぼくたちはおちゃわんになりたくて、そして金魚と恋をしたくて生きているのかしら。藤枝静男が浜松に住んでいたころに、志賀直哉が浜松に旅行に来て、その時に若き小津安二郎がお伴だったとのこと。

師匠からジャズCD3枚を聴かせろとの指令。ううう。シントーピア・カルテットと。おととい靴下をさがしていたら出てきたビョルンスタの一世一代奇跡の名演、ECM90年代を代表させる脳死盤『海』、これはお聴かせしなければ。あ。いけね、どれもジャズじゃないし。

『メセニー・メルドー』を聴きたい!なんなんだ、このふたりの共演なんて。でも今月はグローブ買ったし、長女にこずかいやったし、買えないぞ。


Niseko-Rossy Pi-Pikoe |編集CDR寒山拾得交換会musicircus

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