Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2005年12月06日(火) 『tommy February 6』は、Jポップ史上に輝く金字塔である(再確認)

トミフェブ川瀬智子ちゃんがJ-WAVEで、メガネブームに火をつけたアーティストとしてコメント。
「最初は本を読む女の子というインフォメーションをあたえるアイテムとして手にしただけなんですが。これを機会にまた商売ができるというのは、ほんとうに感謝しております。」というようなクールな物言いで。いいなあ、この妄想を寄せつけないサブカルスタンス。
で。
放送でかかった「Everyday At The Bus Stop」のあまりもの瑞々しさを失わないことよ。
ファーストアルバム『tommy February 6』は、Jポップ史上に輝く金字塔である。この完成度。で、これ以降の川瀬智子のプロジェクトのことごとくが精彩に欠けている不思議である。『tommy February 6』の永遠性を際立たせるためにだけ、川瀬智子は死の仮面舞踏をしているのか。

より、2箇所引用する。
(1)
「あ・ぱ・た・ぱ」「あ・ぱ・た・ぱ」という赤ちゃんをあやすようなイントロ(実際には at the bus stop と歌っている)から楽曲にインするリズムの加速、このリズムの加速感覚、これこそが9・11以降失速していた世界の耳を加速させることができた2001年の金字塔である。
(2)
「ほしいものはいつもまっすぐてにはいらないほうがぜったいドラマチック!」これを天性の5才児設定のロレツで、青空に文字を置くように歌うのだ。これなぞは聖書に匹敵するよな神のコトバだ。与えてくれる神さまはみんなおなごじゃ。

聴きたくなったわたしは通算6枚目の『tommy February 6』を中古でゲット。ついでに奥田民生『comp』もゲット。


Niseko-Rossy Pi-Pikoe |編集CDR寒山拾得交換会musicircus

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