岸野雄一さんへのインタビュー記事の最終部において語られる、音楽との出会いについて、「直感」と「縁(えん)」という明言、これが2005年の音楽受容史的なものである。インターネット情報、ディスコグラフィー、音楽史的名盤の研究、に、優位する、わたしの行動、耳の友人、CD屋とのコミュニケーション、偶然と必然。