Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2005年07月27日(水) マイラバ(my little lover)の評価をわたしはしたい!

マイラバと発音されるとマイブラとまぎらわしくて困ります。

my little loverのシングル「shooting star」のB面だった「新しい愛のかたち」。
“人生には浮き沈みがある。わたしは沈みは要らない。わたしは浮きと浮きがいい。”・・・こ、こんな歌詞、ふつー、世に出すか?
でも、この曲、半音のたどる旋律の妙と、その後ミスチルの「youthful days」アレンジに転用された疾走感覚、が、実にいい。実にすばらしい。

アルバム『evergreen』は279.7万枚売れたのだ。Jポップ史に残る名盤である。

シングルの売り上げの変遷を見てみよう。
出産を経てリリースした「Survival」も、昨年の「風と空のキリム」も1.1万枚しか。売れていないのである。

なに!「風と空のキリム」がそんだけしか売れてない!
「深呼吸の必要」は、新生マイラバを実感させた佳曲で、楽曲の構成がミスチル桜井の影響もあってか3つ目の旋律の自然な配置、必然的な感動を呼ぶ内容。アコースティックなアレンジの丁寧な響きもたまらない。

で、じっさい、Akkoの声の特質は松田聖子やhitomiに比肩し得る“声帯周波数がすでに世界観を明示し切っている存在”と言える。
宇多田ヒカルやブロッサム・ディアリー、藤あや子、エルヴィス・コステロ、都はるみ、ジョン・アンダーソン、渚ゆうこ、の水準にある。

マイラバはミスチルの歌えない領域の歌を作っているので、小林武史はこのシングルの売り上げにめげずに新作を作っていただきたい。
で、ap bank Fesのテーマである“オーガニック”にもっとも相応しい存在なのはマイラバだったのではないか、と、ふと思うのである。

Man & Woman ★91.7万枚 95.5.1
白いカイト ★51.7万枚 95.7.3
Hello, Again 〜昔からある場所〜 ★184.9万枚 95.8.21
ALICE ★103.4万枚 96.4.22
NOW AND THEN 〜失われた時を求めて〜 ★65.0万枚 96.10.28
YES〜free flower〜 ★45.5万枚 96.12.2
ANIMAL LIFE ★22.3万枚 97.6.25
Shuffle ★30.1万枚 97.8.20
Private eyes ★9.8万枚 97.11.12
空の下で ★11.9万枚 98.1.21
DESTINY/Naked ★51.0万枚 98.5.13
CRAZY LOVE/Days ★7.6万枚 98.7.23
shooting star〜シューティングスター〜 ★5.2万枚 01.2.28
日傘〜japanese beauty〜 ★2.3万枚 01.5.16
Survival ★1.1万枚 02.9.4
風と空のキリム ★1.1万枚 04.4.28


Niseko-Rossy Pi-Pikoe |編集CDR寒山拾得交換会musicircus

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