Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2005年01月17日(月) |
ロヴァ耳、辻バードさんに遭遇する |
去年、日本チャーリーパーカー協会の辻さんの放送を聴いたことを書きました。>■ その放送内容がここで聴くことができます。>■
大友克洋の初期作品集『ショートピース』の世界にいるような一日だった。
17日(月)新宿ピットイン昼の部、平井庸一グループ、の、ライブ。 平井庸一(G)・増田ひろみ(As)・橋爪亮督(Ts)・都築 猛(P)・海道雄高(B)・鈴木かおる(Ds)
もう1年くらい電車に乗ってないや、と、思いながら、広沢虎造のCD(浪曲の神様)を聴きながら新宿へ向かう。 雲がかなたまでまだらを描いて光っている青空は、東京の雑居ビル群を数ミリほどに縮小してしまう圧倒的な存在感で時間を止める。
ピットインの会場は、にぎやかな老人たちで占拠されていた。もう、ほとんど大友克洋のマンガの中に居るような幸福な気分。 曲名のアナウンスがあるたびに「おお、マリオネット」「レニーバード!」と声が飛び交う。 休憩時間には「すごいですねえ」「なんとも志の高い!」と歓談している。
アルトの増田ひろみさんに「リーコニッツの(うんぬん)・・・」と語りかけている声の主は・・・辻バードさんだ。
ご挨拶する。
平井くんのグループ。ドクタージャズ、アウトゼア編集長、グッドマンマスター、辻バードさんにまで注目されている。 ドントトラストアンダーフォーティならぬフィフティかもー。もしかして演奏している彼ら自身が、自らの演奏の素晴らしさを認識していないかも。
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