Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2004年09月03日(金) |
ビル・ラズウェルほど、触れるもの演出するものすべからくガラクタに変えていってしまう存在もいないからだ。 |
新宿ピットイン、の、20日からの週、は、ジョン・ゾーン〜ビル・ラズウェルの日替わり東京営業演奏Tokyo Rotationらしい。 20日の中村達也とは、ジャズドラマーの中村達也(59)ではなくて、元ブランキージェットシティのドラマー中村達也(39)、である。 驚くひとは驚く。わたしは驚く。 ゾーン〜ラズウェルが担ぎ出したのは、ピート・コージーである。エレクトリック時代のマイルスのギタリスト、ピート・コージーである。 もしかしたらマイルスが思い描いたバンドにおけるジミ・ヘンドリックスの代打の域を出なかったかもしれない、ピート・コージーである。 驚くひとは驚く。わたしは、生きているの?弾けるの?と思うだけ。そしてラズウェルの名に、げんなりする。
ビル・ラズウェルほど、触れるもの演出するものすべからくガラクタに変えていってしまう存在もいないからだ。
誰もそれを指摘しないが、極東のリスナーであるわたしは問いたい。 今回の東京営業で、ガラクタに変えられる日本側のミュージシャンたちは、まあ、早くも旬が終わったか、と、諦めてもいい、が、中村達也だけは諦め切れない。浅井健一よ、このブタ白人を殴り殺しに行ったほうがいいぞ。
日本のせっかくの才能ある演奏家たちも、いつまで舶来信仰という甘い毒盛られて錆び続けてゆくのでしょうか。注目されないと気の済まない音しか出せなくなって。
ああ、肉は哀しい。
私信。アジカンの12月5日日本武道館、2枚、たのんます!
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