Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2004年04月27日(火) |
いまホントーに面白いのはやはり即興シーンなんである(音場舎通信64号) |
そっかそっか、マックならCCCDはへーきで焼けるんだ。今日のいーぐる掲示板(■)。 トーストソフトでも選曲モードで取り込めばへーきだ。どうもCCCDのCDには外側に数ミリの輪があって、そこをセロテープの破片で押さえとくといいんだと石○電気の社員が言っていた、おれはそれすらめんどーでひたすら選曲モードで作業してますが。
▼ みなさん、ちょいと話をきいてくださいまし。いま、ホントーに面白いのはやはり即興シーンなんである。
ひとことで言うと“パラダイム・シフト”つうやつなのです。 もっとも前衛的なロック、従来の欧州即興、テクノ、ドラムンベース、アンビエントもしくはイルビエント、ジムオルーク、モートンフェルドマン、ジャチントシェルシ、後期ジョンケージ、後期ルイジノーノ、ヘルムートラッヘンマン、マチアスシュパーリンガー、 これら(そもそも別々に発展したり維持されてきたおのおののこれら)、が、同時に参照関係にあって、耳を次元更新している、といいますか。
音響系とか弱音系とかの新しい“即興シーン”について、 わたしはこれまで「あんなの即興じゃないー」「上手く弾けないからあーやってんだ」「水琴窟とか風鈴とかに耳をさらしているのと同じじゃんかー」「あれはいわゆるスキージャンプペアだねん」と、揶揄することで、これまでの自分の耳の経験を防御してきただけだったようです。
音場舎通信64号が届いたんですね。3月8日の日記(■)以来。
ペーター・ニクラス・ウイルソンによる 第8回ダルムシュタット・ジャズフォーラム講演「即興音楽の新たなパラダイム[全編]」(翻訳:北里義之) 63号で掲載された前編に補訳を施した上で、全体を掲載している。
これを読んで、わし、耳が生まれ変わったような気持ちになって心臓が高鳴った。 「これからどんな音楽が聴こえるんだろう」「いつまでも何も起こんないかも、でも、明日へとぱどりん!」とゆー気持ちです(>ミスチルやんけ)。
そっかそっかそっかー。いやー、まだまだ音楽聴くのは捨てたもんじゃなかとよ。 こないだ「本人は負けてるつもりはないけどどうやら負け組みらしい不良中年連合会」会合席上で、音楽聴いて生かされている自分たち、というテーマでどろんどろんに精神安定剤モードに安堵していたんだけどね。わたしは古かったしばかだった。でも変わんない。
あとは新しい世代の音楽評論家のみなさんの健筆に期待します。音場舎通信64号を読みましょう。
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