Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2004年04月13日(火) |
(大沢木小鉄と大鉄状態)・三善晃コンサート(3・25日記参照)のアンケート抜粋 |
なんや昨日の日記は、つまらなすぎ。 自分の日記がいかに読みづらく、大切な情報が埋もれていて、自己満足的で、自己顕示的で、この日記をアップしているおのれの欲望といったものがきっとあるはずで、そのどろどろした欲求といったものを考えて(なんだかなー)とフリーズする。と、書いている。
ブノワデルベックのピアノソロ、ジョンケージのプリペアドピアノ協奏曲、デヴィッドSウェアの自由組曲、UAの『空の小屋』、ニールヤングの折れた矢、ラジオ深夜便の藤山一郎特集、ヒリアードアンサンブルのモリムール、ティムバーンのサイエンスフリクション、などなど、おとといからバタバタと聴いているさまは、
『浦安鉄筋家族』(マンガ)の疲れを知らない小学生・大沢木小鉄が「うっしゃしゃしゃー。うおー、おもれー、このCD!うげー、こ、こんな展開になっていたかー!たまんねー。」といった心境なのに、
これについて書こうとすると、心底やる気のない父親・大沢木大鉄のようにタバコをもわーっとふかして台所の洗いものの山をながめている。
理由。今日は、寒い。たぶんそれだ。
今日は2番目の子どもの誕生日だった。こないだ1万円もするテニスシューズを買ってやったのに、誕生日はまた別物だという。ミスチルの『シフクノオト』で交渉が成立する。元カミがメールで「来週はわたしの誕生日。アジカンとウィーザーとイースタンユースのCDを購入すること。」と打ってくる。仕事中に4番目の子どもから電話が入って小学1年生になった抱負をえんえんと演説される。「おとーちゃん仕事中だから切るぞ」と言ってもお構いなしに演説をしている。電話を一方的にぶち切って、タバコをもわーっとふかして台所の洗いものの山をながめている。
あれ、理由はこっちか。
▼ 自選編集CDRを作りっこする友だちが4人になった。5・6人目の友だちに交渉中。これを読まれているかたも参加してくださいー。
▼ おっと、こないだの三善晃コンサート(3・25日記参照)のアンケート抜粋が届いた。 そこからさらに一部抜粋する。この女の子たちの瑞々しい言葉!の驚異。三善晃になりてー。
・正直、理解できたとは言い難いかもしれませんが、直感的に(?)感じたものがありました。三善さんに色んな事を問いかけられたような気がしました。良かったです。[17歳 女性]
・私は今、永遠の中のほんの一瞬の所にいるのだと今日のこのコンサートで思い知らされました。圧倒されました。生のエネルギーと死のエネルギーの渦巻きの中にいるのかと思いました。「言葉」が聞こえてくるみたいでした。感動…というか、魂が震えました。心に直接入ってきました。世界という言葉でない、無限大の、底知れない、とてつもなく大きな存在に包まれたようでした。素晴らしかったです。嬉しいです。「夏の散乱」はとても空気が、時間が全く遠くて、まるで私もその時間にいるみたいでした。[高校生 女性]
・現代音楽の交響曲を生で聴くのは初めてです。哲学的で難解な解説を読み、理解不能と思いつつも、斬新、強烈、そして摩訶不思議な響きの世界に耳と心をゆだねているうちに、“わかる、わからない”は大した問題ではないと思えてきました。端の席のバルコニーの壁に音がはね返されるからなのか、あまりはっきりした響きではありませんでしたが、興味は最後まで尽きませんでした。邦人による交響曲も初めてでした。心の奥に交信し合える何か自然に合致できる、耳馴れてはいないけれど魅きつけられる響きを体感しました。今まで遠まきにしていた現代音楽を少し身近に感じることのできたひとときでした。これからは臆せず、聴いていこうと思います。[37歳 女性]
・たまたま来たのですが、いい。私はあまりこういうところに来たことなくて、どんな風のものなのかなあっと思っていましたが、本当、スゴカッタです。心臓とまるかと思いました。感動でした…。で、三善さんも沼尻さんもオケもスゴク好きになりました。次回も絶対来ます!![17歳 女性]
・「魁響の譜」、パーフェクトな演奏でした。涙が止まりませんでした。安い席で聴いたことを後悔しています。沼尻/東フィル、お見事! これ程、心がしびれたのは何時以来だろう?[30歳 女性]
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