Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2004年03月29日(月) 「Bloomin’」と「トラヴェリング」

トミフェブのセカンドが並び、明日は宇多田ヒカルのベストが発売される。今はどちらもどうでもいい。
トミフェブのファーストは名作である。宇多田の「トラヴェリング」は名曲である。

トミフェブのよるべなさは、たった一度だけの作品のはずだったからだし、911以降の最初に響きわたったポップだったからだ。
「Bloomin’」のポップが弾むように抱えていた“世界の翳り”にぼくらは敏感に反応したはずだった。

宇多田の「トラヴェリング」もまた、911以降という状況下での“踊りたい疼き”を誰よりも先に言い出してくれていたからだった。

「そんなのはただくんの妄想だよ。」

Fantasien D 760, D934/Franz Schubert(ECM New Series 1699) - Andras Schiff(P), Yuuko Shiokawa(Vln)


Niseko-Rossy Pi-Pikoe |編集CDR寒山拾得交換会musicircus

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