Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2004年03月30日(火) |
CDR『Who’s Crazy 2004.3.30』 |
独習でバッハを弾きまくっている長男が、コミュニティFMに出演してリクエストした曲は、たまの『さよなら人類』だった。 許す。 次男でなくてよかった。やつならポルノグラフィティとか女子十二楽坊とかアルフィーなんぞをリクエストしたかもしれん。 その場合は、うめるぞ。 次男の次なるアイテムはアジカンというものらしい。 「アジカンってどんな曲だ?」 「おれがゆうべからずっと歌ってるやつだよ。」 「びーん、あんびしゃーす、か?あーかいさくらんぼー、か?」 「ちゃうちゃう、聴いてみ。」 「・・・お、ええやん。」 「あじあんかんふーじぇねれーしょん(ASIAN KUNG-FU GENERATION)、というん。」 「エイジアン・ダブ・ファウンデーション(ASIAN DUB FOUNDATION)のマネっこやな。」 「なにそれ。」 「これがだなー、今度聴かせてやる。」
▼ せんたくものとちゃわんあらいをしながらまたついぞ、春休みに子どもたちに渡すCDRを作ってもうた。
最初はシングルのB面だったミスチルの「I’m Sorry」をトーストするだけのつもりが、何も考えねえでいたら、 そっだ、オーネットの『Who’s Crazy』も聴かせるべえか、までの76分53秒。
音楽には階級性やランク、歴史と文化圏に裏打ちされた価値というものがある。それらが展開するのだ。ジェットコースターのように体験するのだろうか。いやちがう、次々現れる超獣たちに投げ飛ばされて再起を誓うウルトラマンAになるのだ。音楽の感動なんてあとで編集すると無残なもんだ。そして、バンプの「天体観測」を歌いたい気持ちだ。明日も聴きたいモンに出会うだ。
さて、視点を変えて父親としては。 これは“トロイの木馬戦略”というものである。 菅野邦彦やマッツグスタフソンやオーネットコールマンが、結果、忍び込んだ。テリーキャリアーのヴォーカルにも出会うだろう。
CDR『Who’s Crazy 2004.3.30』 I’m Sorry / Mr.Children (4:23) from single『Any』(toy’s factory)2002 Love Is A Many Splendored Thing / 菅野邦彦 (7:08) from『慕情』(ThreeBlindMice)1974 灰色の瞳 / 椎名林檎+草野マサムネ (4:26) from『唄ひ手冥利〜其ノ壱〜』(東芝EMI)2002 Shine We Are ! / BoA (5:07) from『LOVE & HONESTY』(avex trax)2004 Part I / Mats Gustafsson-Barry Guy-Paul Lovens (4:26) from『Mouth Eating Trees And Related Activities』(Okka)1996 Stage of the ground / Bump Of Chicken (5:35) from『jupiter』(toy’s factory)2002 Candy Pop In Love / tommy february6 (4:21) from『tommy february6』(DefSTAR)2002 Ordinary Joe / Terry Callier (7:48) from『Alive』(Mr. Bongo)2001 風立ちぬ / あがた森魚 (6:17) from『佐藤敬子先生はザンコクな人ですけど』(Kitty)2001 ピンクのモーツァルト / 松田聖子 (4:02) from the single()1984 はじめて / 小川美潮 (5:42) from『檸檬の月』(epic/sony)1993 天体観測 / Bump Of Chicken (4:25) from『jupiter』(toy’s factory)2002 The Reluctant Bride / Ralph Towner (4:33) from『ANA』(ECM)1997 Joyful Departure / Ralph Towner (4:04) from『ANA』(ECM)1997 January / Ornette Coleman-David Izenzon-Charles Moffett (4:29) from『Who’s Crazy』(Jazz Atmosphere)1966
あ、いかん、ASIAN DUB FOUNDATIONを入れるの忘れた。
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