Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2004年03月27日(土) |
『MOJO』誌4月号・海童道宗祖(わたづみどうそ)・「サーフス・アップ」・CDR『Brian Wilson (best of the beach boys)』 |
60〜70年代ロックを中心に扱う『MOJO』誌4月号は、『QUEEN II』(まごーことなき最高傑作)時の精悍なフレディが表紙。きゃー。 ネルソン・マンデラを中心にブライアンとロジャー、ピーター・ガブリエル、アニー・レノックス、デイブ・スチュワートという昨年11月の写真も。 ブライアン・ウイルソンのスマイル・ライブ(!)のレビュー(曲目リスト付き)も載っている。 エスビョルン・スヴェンソン・トリオ(E.S.T.)のライブ・レビューもあるけど、そーそー彼らはロック的なのだし、いい感じ。
今どきのわたし、三善晃の響きも、スマイルに見える音も、おざけんの楽曲のオーケストラも、プーさんのトスカも、モスラフライト高木元輝も、 そして、おととい入手した“わだづみどうそ”、も、耳ん中でブレンドされてくるくる響きあう曼荼羅みたくなってまっさり。
■海童道宗祖のCDが買える尺八サイト 海童道祖(わたづみどうそ) (1910-1992) 禅の普化宗を学び、それに飽き足らなかった海童道宗祖(後に海童道祖)は、自分自身の哲学を生み出し呼吸法と音の関係を追求した。門人の一人横山勝也氏は著書「竹と生きる」の中で---“呼吸法の完璧さは正に神技と言うべきで、後にも先にも先生ほどの呼吸法をみることは出来ないだろう“---鍛練と修業によって得た新境地は呼吸と身体の動作とを整える自然法(体)と一管の竹を吹くことによってそれを体言する道法(用)に分かれている。
中学1年になったばかりの長女が恥ずかしそうに「おとうちゃん、かなみ、しゃくはちしたいの…」と言われた衝撃ゆえに、いかんいかん断じていかんそれに尺八は高いし習うところもないぞと習わせなかったものの、思えば、わたしの父は尺八を吹いていたひとだったのであったからして、悪いことをしたものかな。
「サーフス・アップ」 4分13秒に込められた“永遠にさよなら”の向こう側にあるものをぼくらはいつもさがしあてたと手をとり歓びあったその瞬間がすぐにふわっと消えていってしまうことをくりかえしているばかりいる4分13秒。
▼ 友だちからもらったブライアン・ウイルソンCDR。ビーチボーイズのベストとして、CDRながらAB面で選曲構成されてます。
side A 1 ドント・ウォーリー・ベイビー (1964「シャット・ダウンvol2」) 2 プリーズ・レット・ミー・ワンダー (1965「トゥデイ」) 3 駄目な僕 (1966「ペットサウンズ」) 4 キス・ミー・ベイビー (1965「トゥデイ」) 5 ダーリン (1967「ワイルド・ハニー」) 6 タイム・トゥー・ゲット・アローン (1969「20/20」) 7 レット・ヒム・ラン・ワイルド (1965「サマー・デイズ」) 8 カリフォルニア・ガールズ (1965「サマー・デイズ」) 9 恋のリバイバル (1969「20/20」) 10 アド・サム・ミュージック・トゥ・ユア・デイ (1970「サンフラワー」)
side B 1 素敵じゃないか (1966「ペットサウンズ」) 2 ザ・ナイト・ワズ・ソー・ヤング (1977「ラブ・ユー」) 3 ディス・ホウール・ワールド (1970「サンフラワー」) 4 フレンズ (1968「フレンズ」) 5 神のみぞ知る (1966「ペットサウンズ」) 6 ヘルプ・ミー・ロンダ (1965「トゥデイ」) 7 恋の夏 (1965「サマー・デイズ」) 8 太陽を浴びて (1964「シャット・ダウン・vol2」) 9 オール・サマー・ロング (1964「オール・サマー・ロング」) 10 サーフズ・アップ (1971「サーフズ・アップ」)
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