土曜は笑の大学の舞台挨拶に行ってきた。 映画館の前に着いたら知り合いじゃないんだけどあっちこっちでよく見かける人がいて 「あの人どこにでもいるんだよね〜。 ビーナスやニンニンの舞台挨拶にもいたし 先週は2046にもいたしスマフィルムの日にもいたし、誰のファンなんだろう?」 って友達に言ってからハッとした。 いろんな所にいたことを知ってるってことは、私もどこにでも顔出すオバサンになってるってことだ(汗)。
映画は2回目だったけど、何度見てもおもしろい! 1度見ていてもおんなじ所で笑ってしまうし セリフがわかってる分、来るぞ来るぞってフライングで笑いそうになったりもした。 今回は結構細かいところまで見る余裕があって、 役所さんのうまさとか吾郎の子犬っぷりが余計際立って感じられた。 映画館の中がまさに大ウケで、 まるでそこに役所さんがいるように役所さんのセリフに拍手が湧き起こったり。 エンドロールになってもみんな席を立たず、終わった時にも大拍手だった。 今日とくダネで笠井さんが「人がいっぱい入っているうちに見てほしい」って言っていたけれど 公開からかなりたってお客さんもまばらになった頃では思いっきり笑えない。 大勢のお客さんの中で周りを気にせずガハハと笑えるうちに是非見てもらいたいと思う。
そのとくダネ。(以下ネタバレあり) 三谷さんのインタビューはとてもおもしろかった。 椿一を自分と重ね合わせて語るところはなるほどな〜と頷けた。 とくダネを見ていない方のためにちょっと説明。 同じ脚本家として、映画のような検閲こそないものの、 「ドラマは45分」とか「AさんとBさんは険悪だから一緒のシーンを作らないでほしい」とか ああしてほしい、こうしてほしいといろいろな制約を受けるている。 でも自分はそれを「できない」とは言いたくない。 要求を全部受け入れて、なおそれまで以上におもしろいものを書きたいと思っている、という話。 椿のあのセリフのまんまじゃん。 三谷さんの脚本家としての心意気がそのまま椿の言葉となっていたんだね。 インタビューでしきりに「八方美人」「人に悪く思われたくない」と言っていたけど それも、「さるまた失敬」の連発や座布団回しがおもしろいのかというくだりの 「それを入れることで役者さんが気持ち良く仕事ができて、 まわりの人たちの空気も良くなればそれでいい」 っていうセリフにつながってるんだな〜と思った。 もう1度見に行くことになっているので、次は吾郎と三谷さんを重ね合わせながら見ちゃおう。 私、やっぱりかなり三谷さんが好きだ(笑)。
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