日記...マママ

 

 

水曜はレディースデー - 2006年08月09日(水)

ゲド戦記を見た。

正直、あんまりおもしろくはなかったっていうか…

駿ファンにはたまらない小細工がいくつかあったのは嬉しかったけれども、あと、「これってそのまま『シュナの旅』やん…」って思ってたらエンドロールで「原案 『シュナの旅』」って出てきて、そうだろうねえ。うん。あまりにもそのままだったし…。
ところで、「シュナの旅」はお父さんの出した本ですよね。
もう何がなんだか。
決してつまらなくもないのだけど、父親が偉大すぎるために普通のアニメにしか見えなかったのだろうか。
最近ではなんだか定番になってしまった感のある、なんの説明もない意味深な場面の謎解きはたぶん合ってると思うのだけど。

この映画を観るにあたって、「いのち」の尊さをどういうふうに訴えてくれるのだろう、というところにとても関心があった。
宮崎駿氏は「風の谷のナウシカ」の原作本で、ナウシカに「命は闇の中でまたたく光だ」と言わせているけれども、吾朗氏も基本はそのスタンスで、ただ伝え方がより卑近というかなんというか、普通の日本人でも共感しやすい伝え方をしてるような気はした。だから「そうか、なるほど」とは思った。


少し、心が軽くなった。
少し、納得してくれたような気がする。

私は彼を生かしたのだけれど、結局、生かし続けることができなかった。
映画の中でも、他者によって生かされた彼女が、あのまま目の前で死んでしまえばよかったのに、そうすれば、私はもっと救われたのに、と、彼女が再び立ち上がった瞬間はなんだかちょっと悲しい気持ちになった。
実際、目の前で必死にもがくのだけれど、すんでのところで彼女を救えなかった、しかしそれでも前を向いて生きていくのだ、という結末なのであれば、私は、もっと、救われたような気がする。
その姿勢は、私が生きていく支えにもなりうるだろうから。

それとも本当は、あそこで彼女は死んでしまったのだろうか。
そして彼は彼女から命を受け継ぎ、生きていくのだろうか。

そうだったらいいのに、と思うのだ。


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