せつない系 - 2006年03月07日(火) 妙に目覚めがせつない夢ってあるよね。 FF7にAKIRAの世界観が合わさったような夢を見た。 FF7のラスボスは、世界的大企業のお抱え戦士でかつて「英雄」と呼ばれていたすごい人なのだけど、まぁいろいろあって悪の道に走ってしまった人なのだ。 けれど、(ここから夢設定)その大企業の陰謀により、その英雄が結局は正義で、彼を倒そうと戦いを挑んだ者たち、すなわちプレイヤーが操作していた物語の主人公たち、が悪者だというように仕立て上げられてしまったのだ。 戦いの果てに両者は相討ちとなり、からだは散り散りになってしまう。 行き場をなくした主人公たちの魂は、平和になった世界を飛び回り、人々が活気を取り戻してゆく様子を見て回る。 破壊された街々はその大企業の指揮の下復興され、世界は何事もなかったかのようなもとの姿を取り戻しつつあった。 折りしも、とある街で、かの英雄を称え平和を祝うという趣旨の記念式典の開催準備がほとんど完了したところであった。 式典が始まった。 花火とともに大歓声を上げる観客たち。 大舞台の上で、英雄と主人公たちの戦いがコミカルに再現されている。 弱く卑劣な挑戦者たち。 圧倒的な力をもって完膚なきまでに彼らを打ちのめす英雄。 そして英雄は、寛容にも彼らを許す。 あまつさえ、その海のような広い心をもって過去を水に流し、友人として認めてやるのだった。 人々はそれを信じ込み、かの英雄を賞賛し崇め奉る。 式典のため人気のなくなった路地裏では、主人公と、その幼馴染であり戦いをともにした女性と、ふたりの魂はふわふわと目に見える形を取り始める。 やがて半透明のからだを成したふたりは、歓声に沸く式典会場をそっと見やり、何はともあれ世界が平和を取り戻したことに安堵の微笑みを交わして、いずこかへと旅立ってゆく。 このへんがなんかものすごいせつなかったのだ。なんとなく。 「ほんとうの自分と違う姿の自分が信じ込まれるのって、つらいね」 「そうだな」 「あの実験はまだ続いているの?」 「たぶん」 「ひどいよね。カステラみたいに大量生産しておいて、見込みのない赤ちゃんはポイ、だもんね」(←なんでカステラなのかはわからないしどういう実験なのかもよくわからない) 「あぁ。そうだな」 「ねぇ」 「ん?」 「ううん、なんでもないよ」 とか、口は動いてないのにテレパシーみたいに想念だけがダイレクトに会話してる感じもなんかせつない。 二度寝したらまた夢を見た。 自分の一家がどこかの名家の一員で、そのしがらみにさんざん振り回されるという夢だった。 ものすごい高そうな振袖を着せられ、いやいやながらになんかの記念式典(また)に参加させられるのだが、そこでグライダーが飛んでいたのだ。 着物の裾をたくし上げ、夢中でグライダーに駆け寄って空を楽しむ。 それがきっかけで勘当されて路頭に迷い、友人の家に駆け込むとかなんとか、そのへんで目が覚めた。 はぁ。つかれた。 -
|
|